竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

24/11/06 ちょっと本気でワインド

2024年11月06日 22時04分04秒 | 番外編「海」
太刀魚釣り令和6年2戦目。

先週悪条件でノーバイトに沈んでしまいましたので改めて再調査です。

前回は暴風ということでバイブレーションプラグをメインで使ったのですが反応が得られず。ワームのジグヘッドリグも、リグが浮き上がってしまうのに加え、足場が高いということもあったので、引き抵抗があってダウンフォースが稼げるジグヘッドの方が良さそうだということが判明。それならワインドを積極的に採り入れて行こうじゃないかと。

探してみるとドリフトアックスの15gが出てきました。アピールが強いのと前傾重心で根に刺さる心配があるんで通常ここぞという場所でしか使わないんですが、今の状況ならちょうど良いだろうとこちらを持参。




現着1時。にわか雨、北北東弱風。雨が降り出し撤収する方が出てきてすんなり釣り座確保。
ソコリからのスタート。風向きは悪くないです。

本日のタックル。

旧セフィアXTune S809M/Fと旧Exsence S907M-H/F。


ワインドを積極的にとはいっても、ダート系ジグヘッドでサーフェスは狙い辛いため、それを補完するためにもまずはテンヤタックルで。

デスアダー5のジューンバグでツンツンしてみます。テンヤは21gを使用。ケミホタルも付けます。


表層で反応がなく、徐々に狙うレンジを下げて行きます。中層から下はいよいよワインドで。


ところでこの太刀魚釣りは仕事の関係もあり1年ほどブランクが空いてしまったんですが、その間密かにタックルの拡充を図っておりまして、今回初投入となる旧セフィアS809M/Fと旧Exsence S907M-H/Fも今年に入って幸運にもようやく入手できた道具になりますです。

一昨年に購入したセフィアXR S806M-Sは巻き主体の攻めにはちょうどマッチする感じですがやや非力な面もあり、この間本格的なワインドは二の足を踏んでおりました。このほど新たに入手したS809M/Fの方はバットパワー強めでかつ適度にしなりまずまず期待させてくれる一振りです。旧セフィアS902Mも持っているのですがレングスが長い分アクションは少し優しくなってしまいますね。

S809M/Fですが長さ、硬さ、テーパー、バットの強さなど使ってみるとどれも程よくマナティー90にベストマッチな感じです。ただガイドがXガイド化されていないモデルになりますので、セフィアXRに比べるとラインの抵抗(と糸鳴り)が少し気にはなります。その反面、ガイドの重みを活かして強いアクションを与えることができますので、強波動を出すのにはむしろ向いていると思います。先が重い竿の方がしゃくりやすいですし。極限まで強くしゃくりたいという場合はパワーアップ+重量アップに加えグリップの長さとかも必要になっちゃうのでこれぐらいがまずまずいい塩梅でしょうね。


さて、キャスト後のフォールで触ってくる感触があれば中層に太刀魚がいると判断できますので、そういう場合はリグを着底させずにボトムすれすれでジャークを入れてアクションないし巻き操作に移るのですが、今日は(というかここ何年かそういう傾向)中層での反応がありませんので、いったんボトムを取ってから誘いを掛けて行きます。


今日のテーマは足場の高いポイントでボトムから丁寧に探ることにあるので、手元にあるジグヘッド・ワームを取っ換え引っ換え順々に試して行きます。

一昨年2022年11月22日の時点では、パワーダートミノーはお試しで1袋購入していたんですが正直なんじゃこりゃ?って感じで使うのは躊躇っておりまして、とりあえず昔からある3Dジグヘッド+パワーシャッドを使用していたのですが、その後徐々に試して行くにつれ、おや?パワーダートミノーの方が高活性から低活性まで守備範囲も広く、風のある日も飛距離が出て便利だぞ?という認識を持つに至ったという次第なんです。今回もちろんパワーダートミノー90をメインで投入して行きます。


ところが散々やりましたが反応が得られず…


たまにしか使わないZZヘッドの21gも試したんですが駄目でした(しゃくるのはS809M/Fで余裕でした)。


5時20分。空の色が変わった頃、にわかに水面が騒がしくなり足元で何かがヒット。

カマスでした。本命ではないものの初陣で入魂。

フッキングはこんな感じ。

結構引きが強くて、タケダ式フックシステムが破壊されてしまいました…今までコレでF4クラスの抜き上げもできていた(2023年4月26日)ので安心しきって強度テストを怠ってましたね。猛暑の影響で保管中に接着剤の重合が進んでたと思います(封を開けた時、妙に粘度が高いし気のせいか少なく感じました。未開封でも冷蔵庫に入れるべきですね)。ブランクが空いてしまったので細かい工程がモヤッとしてきているんですが、強度だけは充分注意して製作する必要がありますね。

ジグヘッドはドリフトAX太刀魚SPピンクの15gに、ワームはパワーダートミノー#324 UVパールホワイトでした。直前になって急遽用意したドリフトAXが上手いこと活躍してくれました。ポイント的に角度がきつく、巻きでは食わせられないのだと思いますね。


カマスとしては良いサイズだと思います。



ストマックは空でした。



今回S907M-H/Fには軽量のツインパワーMg2500を組み合わせてみたんですが、操作感はいまひとつで改善されず微妙でした。カツイチSV-37の21gですとさすがにヘッド部の引き抵抗が影響してるのかも知れません。ダイソーテンヤの5号ならという感じもあるので今後試してみる必要がありますね。ケミホタル50を付けていたので飛距離も足りてなかったかもしれません。

また、今日入ったポイントは沖の方で風が巻いているのかテンヤが21gでも糸がふけてしまうということが判明しました。このようなポイントはワインドの方が有効ですね。ジグヘッドは浮き上がりの早いラウンドDヘッドよりは引き抵抗の大きいドリフトアックスがベストマッチな感じでしたね。


釣果的には物足りない結果となってしまいましたが、いろいろな問題点が明確になったのは良かったですね。









[日時]2023年11月06日(水)
[天候]雨→晴、北北東→北北西、弱風
[水温]推定19°C。澄み
[時間]2時〜8時
[釣果]カマス37cm、コノシロ(スレ)
[バイト]数回(カマス?)
[ルアーロスト]1(クッションゴム切れ)
[カウント]15
[アクション]ロングストロークのハイピッチダート(足場の高いポイント向け)
[胃の内容物]なし
Rod: SHIMANO Sephia XTune S809M/F
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500S
Line: Original Fireline 1/.25lb(3ポンド 0.5号)
Leader: 東レ トヨフロンEX(フロロカーボン)2号(1m)
Bite leader: unused
Chemical light: unused
Jig: ドリフトアックス太刀魚SPケイムラピンク15g
Hook: Decoy Worm10 Shot Rig #1
Worm: パワーダートミノー90 #324 UVパールホワイト
[小遣い]千円(タバコ、コーヒー、他)
[感想]早くしないとシーズン終わってしまうなあ

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