chuo1976

心のたねを言の葉として

瓢箪は鳴るか鳴らぬか秋の風    夏目漱石

2019-11-17 05:53:18 | 文学
許由、箕山に隱れ、盃器無し。手を以て水を捧げて之を飲む。
人、一瓢を遺り、以て操(と)りて飲むことを得たり。
飲み訖(を)はりて木の上に掛くるに、風吹き瀝瀝(れきれき)として聲有り。
由、以て煩はしと爲し、遂に之を去る。
許由:逸士伝、許由隱箕山、無盃器。以手捧水飮之。
       人遺一瓢、得以操飮。飲訖掛於木上、風吹歴々
       有声。由以爲煩、遂去之。
      (『逸士伝』に曰く、許由 箕山に隱るるに、盃器
       なし。手を以て水を捧げて之を飮めり。人 一瓢
       を遺るに、得て以て操りて飮む。飲み訖りて、
       木上に掛くるに、風吹いて歴々声あり。由以て
       煩と為し、遂に之を去る。)
 
瓢箪は鳴るか鳴らぬか秋の風    夏目漱石
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