ところで「奥の細道」は芭蕉が旅先で綴った物語だと思っていたら、旅から帰ってきてずいぶんと時間が経った後に書かれたものであるとのことだ。「自分の中にある何かを発酵させて書くことで、心に残る紀行文がかけるのではないか」と茂木健一郎がこの本の中で言っていた。自分のブログ記事も良く読まれるものはそのような傾向があるような気がする。
羽田大鳥居の上を垂直に飛行機が飛んでいき、やがて空の色に同化していく風景が今日最も綺麗だった。多摩川の河口、羽田沖までSEEKで行ってきた。前回の玉川上水から約５０ｋｍ下流にあるが、発着する飛行機を見ていると退屈しない。東京湾は何故か自転車が乗入れ禁止であるが、鶴見辰吾もここは乗り入れできるようにすべきと言っていた。私もそう思う。