真田幸村Ver. SEEKにてついに完走。3回目の挑戦にて、初めて無着地で頂上へ。最大斜度18%、平均斜度10%の細い山道を、通勤自転車SEEKで登れるとは、3ヶ月前には考えていなかった。
陣馬街道までを自走し、さあ、気合をいれて最後の3.6kmだ。と思ったが、殆どノンストップで自走してきたため、いきなり足が売り切れ。峠道の入り口までも5~10%の坂なので、しわじわと効いていた。そこで、気持ちをヒルクライムレースの終盤のイメージに切り替え、粘りながら完走できると自分に言い聞かせる。インナーローのシッティングとカーブでは、なんちゃってダンシングを組み合わせながら登る。車が数台横を通り過ぎる。怖いので車は山梨側から上がって欲しい。登山中の女性から「自転車で登るなんてすごい(っていうか何考えてるの?)」と声をかけられ、リタイヤし難くなる。序盤の残り2.5km地点まで何とかたどり着くが、「まだこんなに残りがあるのか」。さらに残り2km地点までも苦しい。でも少し斜度が緩くなってきたようだ。こつこつ登っていくと、意外とあっさり山小屋が見えた。ラストスパートをかけるが、結構斜度があってスピードは上がらない。でもとにかくゴール。結果的に目標時間もクリア。
前2回は、推して参る(押してマイル)。3回目にして足を一度もつかずに完走。これは素直に嬉しい。和田峠はロードバイクでも押して上がっている人が多い。実は、スプロケによってはロードより、SEEKの方がギア比的に完走に有利かもしれないと思うのだが、総合力ではハンデのある中、良くがんばりました。
今回SEEKには、真田神社の6文銭交通安全シールが貼られ、バージョンアップされている。このシールは高尾神社のものとコンセプトは一緒である。決して真田幸村のイタ車では無いので、誤解なきよう。(ヒルクライムレースには良くイタ車も登場するが、手入れがされているという面では、尊敬してます。ハイ。)