リマからクスコへは、左の窓側が良い。アンデスの山々が見える。高山病予防には、リラックスが大切。平地の60パーセントの分子しか無い。着いた直後はリマの酸素が残っているので大丈夫。
お腹いっぱいのハヤブサと言う意味のサクサイママンの巨石はキレイな曲線を描く。諸説あるが、これは神殿だったに違いない。
聖なる泉タンボマチャイは緩やかな登り。ポラールで心拍を110に抑えて登る。泉の先の岩の上からの絶景は素晴らしいが心拍は気づいたら120を越えていた。とにかくちょっとした登りでも休みながら歩こう。一人高山病で血中酸素が70まで下がってしまった。教会の医務室で酸素吸入をしたら、30秒で血中酸素が99まで回復。5分で顔に血の気が戻った。頭痛も軽減された。かといって酸素吸入ばかりしていると高地順化が妨げられ、高山病にかかりやすくなるので注意である。私は幸いなことに血中酸素はリマと同じであった。