和田峠は、心技体が求められる。錦織の全米オープンの快進撃の要因でもある。まず、心はそもそも心拍数が100%まで上がる。その上で、気持ちがきれないことが必要。技術はダンシングで18%超えの坂道をどうクリアするか、体は坂に到達する前に、補給により、グリコーゲンを確保しているか、その上で必要な筋力が有るか、最後に重要なのは、体重を絞り込んでいるか。全てを満たさないと、登頂出来ない。試される峠である。
今回は、一番きついヘアピンを3箇所押して参るという状況。機材は何の問題も無いが、体重が重すぎ、心拍数が上がりすぎで無理出来なかった。あと2.5kmの看板が見当たらず、一番きつい2kmまでの区間がわからず、心が折れた。でも途中、ここが一番厳しいので、超えたら楽だよと声を掛けてくれる人が居て、また進もうと思った。最後には、女性ライダーに抜かれたが、体重が半分位だが、筋力も半分位だろうから、自分ももう一踏ん張りと思い、何とか頂上へ。みんなありがとう。
やはり、機材の力だけではかなわなかったが、次回かその次には、登坂の可能性が出てきた。まず体重ですな。