フルーム 衝突

ツールドフランス 第１２ステージ モンバトウのゴールが山頂が強風で短縮されたため、山頂ゴール前は、黒山の人だかり。約３００台のキャンピングカーで１週間前から酒を呑んでまっている観衆たちだ。フルームのアタックに、リッチーポートとキンタナが反応するが、この山岳ステージでリードしたいキンタナがズルズルと脱落。後ゴールまでわずかというところで、観客が飛び出してカメラバイクが急ブレーキ。リッチーポートが衝突し、フルームともども落車。フルームはディレーラが壊れ、自転車を捨て、なんとトレラン。観客をかき分けマビックカーが追いつきニュートラルバイクを渡すが、クリートが合わずにスカイの車が来て更にバイク交換、キンタナに1分３０秒程逆転され、マイヨジョーヌも失うタイムに。長い裁定の結果、マイヨジョーヌは守られた。しかし、第８ステージの登りでも、観客のコロンビアの旗がスポークに入りそうになり肘鉄で避けたら罰金を取られた。これも最終の山頂ゴール前のアタック中なので、落車したらシャレにならない。ただその後、山頂をトップで通過すると、二番手のキンタナが落ち着いてボトルを受け取っている間に、下のアタックを仕掛け、キンタナがボトルを荒々しく投げ捨ててる間に、神ダウンヒルで、ステージとマイヨジョーヌを手にいれた。別な選手も観客に接触するなど、全体に観戦マナーが悪すぎる。日本でも、サッカーのフーリガンを真似するようなサポータがいるように、にわかフアンが悪い所だけ真似しなければ良いのだが。レースは、フルームが得意のTTに向け、ナーバスになら無ければ良いが。ただキンタナの逆転も厳しくなり、何も無ければ残り王者の独走となるだろう。

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