熊野川の古道

熊野本宮から速玉大社まで、昔の貴族は川舟で進んだ。川面は穏やかで鏡のように天地を映し出す。聖なる山々は霧の中に水墨画のように佇む。このような風景は自然の条件が合わさって初めて生まれる。




天照大神がお昼に碁を打ちにきていた島。柱状節理を上から見ると確かに碁盤の目になっている。




滝の数々を見ることができ、道中飽きない。




平安貴族は、阿倍野神社で旅行の日程を占ってくるので、雨でも中止にならない。霧の深い日は、山の中腹に白蛇が横たわるようだ。




終点は速玉大社の裏の神事が行われる海岸。
バスよりも情緒たっぷり。湯ノ峰温泉8:40発のバスで１０４０円。船賃は３９００円。人数が集まらないと欠航なので、川舟センターに確認して行こう。

旬生まぐろ 竹原

紀伊勝浦にて、旬のまぐろを食べたい。観光協会のマップに美味しそうな写真が並んでいるが、竹原一択。

まぐろ定食１６２０円に珍しいまぐろの心臓６１８円、そして生中６５０円位。

付け合わせのまぐろのたたきポン酢玉ねぎ和えは、たたきが柔らかく絶品。さらに付け合わせの海草も残ったポン酢に合わせて食べると最高。そして主役の生まぐろは、分厚く切ってあるが、口に入れるととろける美味しさ。わさびも醤油もつけなくても良いほど。心臓はコリコリしていて、ゆっくり楽しむ酒のアテに良い。




昼は混んでるので１３３０までに並ばないと入れないのに注意。

世界遺産の温泉

１８００年前からの日本最古の温泉。熊野湯ノ峰温泉にある、つぼ湯。川の中にあるので、源泉湧き出しのお湯は熱いが川の風が涼しい。思っていた以上に良い。狭いので、２人が限界だが深さも形状も寛げる空間である。




まずは、料金を払って番号札を受け取る。なんと最大3時間半待ち。でも早く終わる人もいるので、待合所に並んで無いとならない。貸し切りで完全に囲いがあるので、ゆっくり入れる。




効能書き。湧き出しなので、湯量が不明。




世界遺産どや。