高地では勝ち目の無いスペイン人が造った街リマを早朝4時に出発。パンアメリカンハイウェイを約4時間のバスの旅。砂丘が続く海岸線を走り、白亜の建物が点在する。ナスカは雨が年8ミリしか降らないので、プレインカの遺跡が今まで残っている。猿は砂漠の地面上に、宇宙人は山肌に、ハチドリはテーブルマウンテン上にある。車の通った跡も残るので、ちょっとみつけずらい。
さて、ピスコから12人乗りのセスナ機に乗る。体重を測って座席を決められるが、日本人の標準なら基本的に早い者が前で同行者と隣りにしてもらえる。一番前の窓側が特等席だ。
大平洋はフンボルト海流が南極から冷たい水を運んでくるため海水浴は出来ない。しかしアンチョビ、ひらめは絶品である。昼はシーフードイタリアンで、チチャを飲む。紫色のトウモロコシが原料でグランベリーのような味だ。美味しい。