ロングライダースに大人気のAACRに初参加。あっという間に一杯になってしまい、取るのが大変。参加費だけで19000円というスペシャライズドユーザー限定のS組にエントリーする。
前日にエントリーをすませ、スペシャのブースでビブパンツを購入。結構ウエアとか買っている人が多かった。S-WORKS Tarmacの試乗車がサイズもあったので借りる。試乗コースは10km位合って、平坦基調である。正直平坦であればVengeの方が良いということを確認できただけであった。今度は坂を走ってみたいところである。
さて、当日S組も満員御礼である。周りの自転車をみるとスペシャライズド以外が90%位。スタートも最後の方になってしまったので、全く優遇されていない感満載である。2ボトル用意したが、一本は途中で美味しい水を入れてもらい、場合によっては頭からかぶるように空でスタートする。スタート後、Vengeなので先頭を引こうと、最初の坂からかなり抜いていく。でも先頭はかなり先である。スタート位置がかなり後ろなのでちょっと厳しい。コルナゴC60の人とかかなり速いし。
第一エイドでは、甘いお菓子を背中に入れ、レッドブルをのみ、空のボトルに安曇野の水を補給。何となく同じ頃についたグループと同じタイミングで出発。第2エイドまではプロトン(5人位だけど)を形成し、暫く先頭を引く。途中で交代してくれる人がいて助かる。これがロングライドイベントの良いところだと感じる。第二エイドまではかなり速いグループで到達。名物味噌おにぎり、「うまし」。おざんざ、「まずし」。梅丹ドリンク、「おかわり」。トイレの匂いか放牧かわからない香りが漂うので、適度に切り上げる。第三エイドはつけものとバナナ。単なる街の公園なので、長居する気分でもない。
第四エイドは有名な地粉をつかった蕎麦どころ。蕎麦クレープ、「今一」。ここは普通に蕎麦屋に入って食するのが正解だろう。このあたりの蕎麦屋は私も大好きである。でも、今回は往路優勝を狙っているので?先を急ぐ。この後、登り坂が出現し、全体のペースが落ちる。坂では結構押している人もいるし、パンクしている人もマビックサポートを待っている人もいる。その横をサクサク登っていく。その後糸魚川線(道路の)と合流するところは下りからの合流なので、結構危険である。必ず止まろう。全体にコースが良く考えられていて、危ないと思ったのはここだけである。
白馬の峰が見えてくるともう折り返しの先頭が来る。ぜんぜん往路優勝できないことがわかるが、直線鬼なので飛ばす。白馬のジャンプ台では、おにぎりと豚汁を食べて折り返し。ここでおにぎりを背中に入れておけばよかったと後で後悔する。
帰りの最初にエイドはなんと水だけというシンプルなもの。地元で有名はダラダラ坂を越えて、ライト無しでトンネル超えした後で、前半飛ばしたつけを感じ始めたころに、これは厳しい。駅前商店も空いておらず、空腹だ。その後、海の口のデイリーヤマザキでは、中で食べることができるが、何も食べずにロングライダーズ4.0を買おうか買うまいか悩んで出発。80kmコースの人に追いつこうと、その後の大町エイドをショートカット。そのうち完全足が止まる。ハンガーノックか。後半水しか飲んでいない。やばい。すると目の前にはだらだらした坂が登場。これは苦しい。坂の途中でもう休みたいと思った瞬間、目の前のロードバイクの集団が皆右折して店に入っていく。私もそれについていくと、これが有名な牧場アイス。アイスとココアを注文したが、こんな甘いものばかり注文して大丈夫かというくらい飢餓状態だった。
でもその後もペースは上がらずじまい、結局80kmコースの人に追いつけずに終了。ロングライドはペース配分が重要とは、よく言ったものだ。でもVengeは直線鬼なので、こういうコースはしょうがない。
このイベントは、前の人の背中が見えなくなり不安に感じると、そこに案内の人がいてくれてミスコースしなくて済むし、車が少なく走りやすい道を設定している。80kmコースの人も来年は120kmに出ると言う位気に入っている。ゴール直前の道路でロードバイクと車の事故があったのだけが残念であるが、大人気な理由は分かる気がする。ちょっと高いけどね。
最後にめでたいやきと完走証ももらえるので、忘れないように。
<グルメライダーズ レーティング>
人気度:★★★★
グルメ:★★★(質)、★★★(量)
難易度:★★★(160km)、★(80km)
ルート設定:★★★★★