がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

心クリアをもらう

2014-05-04 23:52:36 | 家族、友人
ともあり、遠方より来る

ありがたいもので、本当に時間も旅費もかけて彼女はやってきた。
暇を持て余す人ではない

なので、私は居ながらにして彼女との時間を過ごせてしまった。

日本にまだこんなところがあるのか、という感動を私との再会にのせて喜べる彼女。
いいな。
ものつくりを生業とする人はそういう子どものような自分の感動を持っているなあ。

「田舎、すごいね」といいながら
「でも住むところじゃないよ」とセットで思う感性ではなく、
鳥の声に感動し、空の広さに見上げてバリに行ったことなどを重ねている。
ほぼ、私の感性に似ているかな。

私たちはずっとしゃべっていた。

全然違う生き方をしてきたのに、共感し合えることがすごい。


お互いの生き方が支え合い、楽しいのが素敵なのだ

いろいろな事がみんなある。
でも、相手が好きに思え、共感できればそれって素晴らしい事だと。

そんな風に思った。

私たちはいいこではなかった。
今思えばそんな嫌な先生ではなかったがある先生の似顔絵を描き、それをパターン化し、誰でもかけるようにしてその日あった事を漫画にして紙でまわしていたりしていた。
よく反抗もした。
やんちゃであった。
そのまま改めず生きるとそれはそれでいいものである。

いや、そういう事じゃなく、みんな反抗しなくとも、そういうものはみんなある普遍的なもので。
私が言うとありゃりゃな世界になっちゃう。
一所懸命生きていたんだよなあ。あの頃も。

元気をもらった、仕事もできてきた、ヨットに戻りたいな

ここには完治という言葉じゃないんだよん、
疲れてばかりいるけど、どんどん海に出て行こう。

いつも再発に震える。
後どれだけ生きられるかな、とやっぱり思う。

人間てそんな不安定なものを持ってもいいんじゃないかと、私は思う。
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