がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

無気力、鬱々気分に包まれがち

2019-10-19 18:02:18 | 災害
がんのオペ後、退院した頃の心情に似ている

なあんとなく冴えない。

うっかりすると気分が凹んでやる気をなくしてしまう。

頑張って何か動いてみるとえらいくたびれ感。

夜中眠れない。


まあ、全然違うのはがんの後は自分一人の問題だったこと。

今回は長引いて地域がダメージを受け、被害が激しい地域についつい思いを馳せてしまうこと。


日常生活が揺らぐと人は案外弱いのかも

今回初めてそれを実感しました。

私は無自覚に生きているので絶対チコちゃんに叱られる
楽しいなあ、面白いなあ、美味しいなあを基準に生きてきてしまった。

躾が厳しすぎるとこういう快楽的人間が育つのをしばしば見てきている。
社会ルールより自分の楽しさを優先して失敗を繰り返していく。

それが自分だと自覚した。
がんと災害の成果だと思う。

厳しい状況が繰り返されてこの齢になり、初めて自覚できた気がする。


復旧しない街にいて、再び災害にあう。
一回だと忘れてしまうものが心に定着したのかもしれない。
昨夜は豪雨で吹き荒れ、避難勧告も出た。
家に帰れず親戚に身を寄せたりしている人の話も聞く。

周りからも暗い情報が入ってくる。

知らず知らずに気持ちが下がっていくのだ。


会話は災害関係が多くなる。

いつもの生活は送れているが、災害ゴミはそのまま、傷跡が消えていない。
何をするのも億劫な感じの中動くと厳しい。
逃げたい。

そもそも日常生活そのものも揺らぎながら一日1日を生きてる程度の人間だもんな。


頑張って明るく、今を少しだけ変えていく

会話のテーマを災害と関係ないことばかり用意する。

自分が壊れないコツは深く心から同情しがちなことも浅く共感し、違う共通の話をする。

少しだけ戻す、元の生活に。
一気に頑張らない。





不謹慎ですが

家や農業ハウスや牛舎が大破しているのに、柿の実のオレンジ色がえらく目立つのですよねえ。

幼い頃木登りが好きでした。
木登りの際、柿の木は表面が(コルク質みたいな部分)もろいから登るんじゃない、とよく祖母に言われましたが(よく知ってんじゃん)
でも登っていましたが、かなり細い枝でも強いんですね。

そういえばりんごはよく落果するというけど柿は落ちないね〜〜〜

受験生にいいかもしれないフルーツかもしれないかも。
仮定形複合文章


今後は心のケアが広域に必要になるんだろうな〜

心理学はこうなるとこうなるという感じで(私が学んだ頃)心にシステムがあることは知ってもどういうシステムかわかりませんでした。

それをどう改善するかは共感、受け入れが大事と言いますが〜〜〜(~_~;)


私は人それぞれ相性もあり、好きな人といれば案外うまくいくんじゃないか、
そんな気もしています。

なんかマジっぽい話になってしまっていますが、
自分にマジに向き合えませんが強くはなりました。

強くなるにはひどい痛みが伴うのが人間なのかもしれません。

困難にぴったり合うピースを見つけられると仲良しになれるのかな??

んな気もしてます。

で、柿のように、というスローガンできましたので、一個一個向き合っていけるかもな。

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2 コメント

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共感 (ふーみん)
2019-10-20 16:43:13
弱虫様

従姉妹の被災、お見舞い申し上げます。
なんとも言葉を失ってしまいます。

「もうがん切って治ったんだからブログの意味あるの?」と進言してくれた知人がいます。
「もっと前を向いてがんにとらわれないほうがいい」

弱虫様は長くブログに共感し、Everythig's 滞っている中で頑張っておられる。

これががん後の私たちのリハなんだと思います。

「帰りにラーメン食べない?」なんて誘われても無理、無理。

弱虫様のように優しい方は心のリハが人より必要だと思います。
ガサツな私でさえ今はこたえています。
(更年期障害も感じず、つわりも生理痛もあまり無く、船酔いもせず、どこでもやしやし行ってしまう)

そんな私も今回はなんか気分が冴えません。
救援物資を送ってくれる友や親戚がおり、身を寄せさせてもらった娘もおり、いつも心配してくれる息子がいても、ありがたいを通り越して乾いた喉で飲み込んでしまった水のように優しさを自分の餌にして食べてしまって、まだ乾いている自分が現状なのでしょう。
頼る、というのではなく時間が自分を取り戻すのに必要なのでしょうね。

カウンセリング、良かったですね〜

やっぱ個人情報が守られた他人にしかそうそう自分の心の中は喋れないところもあるし。

自分では自分の事意外と分かってなくて良さも気が付かなくているし。

さあ、また明日も働かんとな。
色々あるけど、ま、やってこうよ。

今一番応援ソングになってるのは古い歌なんですが、斉藤和義「夜空には星が綺麗〜悲しい吉祥寺」です。

口笛吹いて歩こう、肩落としてる友よ
いろんなことがあるけど夜空には星が綺麗♪

毎朝聴いています。

夜はジャズを聴いて癒されています、歌詞が聞きたくないので。

また明日ね!
返信する
Unknown (弱虫)
2019-10-20 08:03:44
おはようございます。
前回の被害が全然解決してないうちの、また停電
そして被害は東京、千葉、埼玉、長野、福島、宮城
福島の従姉妹の薬局が浸水被害
夜中のダムの放流による被害…。
なんで福島なんだ、宮城なんだ 、千葉なんだ…。
震災後何とかやって来た人達の場所になんで
何の力にもなれない自分の無力を感じながら、従姉妹の強さに自分も奮い立つ。高校生のボランティアが入って2日で復旧させた。
でも、日々の生活がいっぱいのサバイバーは、災害はしんどい。備えをして自分が大丈夫でも、嫌でも周りのことが目に入る。
かなりしんどいはず。
同僚の再発で急に鬱になった私…。
自分でもなんで急に落ちたのか…。
もがきながらやっと浮上し、仕事も始めた
しかし、体力が急には戻らずもどかしい
でも、それで良いと諭される
もっと強い呑気な人間になりたいとカウンセラーに言うと
優しく、それはあなたの良いところでもあるんだから、否定しないで優しくいわれる
カウンセリングは初めはこんなことで良いのかと思いながら受けていたが、今はとても心地よい感じで癒されている。
精神的にはもう大丈夫だけれど、これからは大丈夫の時も定期的に受けるようにした。正常時の自分との違いもみて貰いたいし、今はカウンセリングじゃなく雑談かもしれないけど、とても安らぐ。ドクターとは3分だけど、カウンセリングは50分(笑)
人間はやはり聞いてもらい、それを否定しないでアドバイスをされると、すっと心が楽になる。
ふーみんさん、辛い気持ちを呟いて
自分が余裕がなく、回りも前を向けない中、それでも生きて行かなきゃならない
退院後のあの時
前を向くのがなかなか出来なかったあの頃
そして仲間に共感されて頑張ったあの頃
1日1日生きていたあの頃
そして今がある
私達は生きている
辛い現実を逃げて見ない
出来なくても良いのだ、明日やろう明後日やろう
私は嵐の中仕事に、ある意味命懸け
それが私の仕事だから
でも怖かった
医療人として情けないと思ったが、それが人間なんだよね
人間ってそんなに強いもんでもない
時には現実から逃げてみたり、止まってみたり、戻ってみたり、そしてまた前に進む

あの時と同じ…。
今は1日1日目の前を生きる
辛いことから目をそれしても良いのだ
心が戻るまで自分のままでそのままで

長々なに書いてるんだろう
私も亀のように進んでいる
だからふーみんさんも心のままに
応援してるから、いつも見てるから、側に居るよ。
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