がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

慌ただしく今までにない年でした

2012-12-31 22:01:49 | 日記
大晦日。
紅白をききつつ。
パヒュームって可愛い、肉体が健康的で踊りもいい。
昔、わたしもあんなだった、かもしれない。(なんとでもいえる)

この半年はかつてない程慌ただしく忙しかった。

でも、静かな時間の流れを感じることが出来た気がしている。
わたしは自分の仕事が好きだったからすごく頑張って来た。
自分が所属するヨットクラブの仕事も抱え込んで働いた。
自分のことは後回しで忙しく日々を過ごして来た。
けど、それは何だったのかと振り返ると、動き回って風の音をきいて来ただけだった。
仕事がばたばたしていただけだというのは、仕事へのスタンスのまずさだったのかもしれない。
自己犠牲的に過ごして来た事が行けなかったと思うのだ。
それが出来なくなってみて、どう動かねばならないのか自分の頭で考えねばならなかった。
きちんと歩いて来た半年が大切に思える。

わたしはまだ病名を多くの知人、友人に打ち明けてはいない。
それでも人の暖かさにこれほど支えられたのは、ありがたい。
わたしが気がついたから何だとおもう。
自由を得たのだとつくづく感じるのだ。
わたしを彩ってくれていたものに感謝することが出来るようになった。
生きてみるものである。
がんになって解ることもあるんだな。
来年はもっと大きくなれそうだ。

今年はおせちをこさえなかった。
毎年、丸一日をかけて腰が痛くなるくらい働くのだが、やめた。
明日は朝、パンとオリーブの塩漬けとハムと大根サラダを食べて新年を祝う。
デパ地下の土産とさっきまで土にいた大根。これでじゅうぶん。
あとは普通に、いつもと大して変わらないものを体調にあわせてこさえていただこう。
いいのだ、それで。

どうぞ、良いお年を。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿