がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

咳はつらいぜ

2013-01-25 07:35:17 | 食道がん、肺の手術
術後の空咳は痛くてつらかった、しばしのがまん
禁煙をしないと、術後、痰がいっぱい出てすごくつらいと事前情報を得た。
入院中は煙草が吸いたいとも思わず、思ったところで吸えない。
このまま禁煙できちゃうのである。
しかし、自宅に戻れば、見つけちゃうのである、買い置きしたセブンスター。
この一箱を空ぶかししながら万感の思いを込めて取りあえず固い禁煙を誓ったのだ。
手術ではわたしの肺は意外にきれいだったそうだ。
喫煙歴は長いが、職場では一切喫煙しないので(出来ない)本数が少ないのがよかったのか。
痛くてしんどい咳をして痰は2~3回でて、終了。
が、空咳が出る。うっかり吐くこともある。
これは2ヶ月くらい続くと医師に言われる。
え~~~~~っ。

息を吸い込むと咳が出る
喋るのって息吸いますね、そうすると会話の途中でげほげほ。
熱いお茶をふうふうするとげほげほ、お茶こぼれる。
食事中も食べようとして大きな口開けて(やってみて、息吸うから)げほげほ。
この際、吐いてしまう事も。
首尾よくビニール袋を用意していると咳は出ない傾向にあった。
また気分よくて歌を口ずさんだ瞬間げほげほ。
それでいて肺活量は少ないのだ、多いに減ってしまった。
2ヶ月我慢、と応戦するも、2ヶ月過ぎても咳は出るじゃん。
え~~~~っ。いやだ。
それは個人差あり、ネットで調べると半年くらい咳が出る場合もあるらしい、主に老人。
54歳は老人に近いのか~、げほげほ。

肺の手術患者は同じなのね
ちょっと専門的にはニュアンス違っていると指摘されそうですが、勘弁。
食道がんではなく、肺の一部摘出した方が同じ症状だった。
そういう知人がいる事もまれだし、お互い家に籠りがちなのに、滅多にいかないユニクロでばったり会う事もまれ。
きわめて少ない確率で時間をともにし、久しぶりに友好を深める。
切ったところはほぼ同じ、右乳房の下から脇の下にかけて。
肋骨折った場所も後ろのここでしょ、と「そうそう、同じ」と盛り上がる。
弧を描く切開の他、穴があけられる、それはわたしのほうが一個多かった。
肺活量が減り、しばらく咳で苦しんだが、回復してきたという。
同じ仲間がいた事でわたしはすっかり明るくなる。
もうじき手術から5ヶ月ですが、そろそろ歌もうたえそう。

こけて肋骨を折りやすい(わたしは折った)
そもそも肋骨って折れやすいのね。
わたしはこれまで4回折っている、いずれも強打による。
肺に刺さって息が出来ないような緊急性を伴うものは一回もない。
医者に行くと痛み止めと湿布をくれるだけ。
手術で切ってあるから完全につくまでは折れやすい。
寒くなってもこもこのパイル靴下をはいて階段を下りてこける。
背中をうつ、あ~折れた。
次の通院まで痛み止めもあるし、良いや。
ちょいといやな感じだが我慢してしまう。
「折れるよね、折れてる、大丈夫」と医師。
そんな程度ですが、こけないよう十分注意。

咳も仕方ない
「肺のあたり、さんざ、いじったから咳も出るよ」
あるとき医師が言った。
そうだった、100個以上のリンパ節を残さず何時間もかけてとってくれたのだ。
私的考えだが、肺も、戻ろうとして咳するんじゃないか。
昔買っていたイヌが胸を強打した直後咳をしたのを思い出した。
イヌがやる事は、彼らの中の野生を信じてるわたしには大いに意味ある事だと思ってる。
空気を急速に吐き出し息を吸う、咳によって肺も活性化してるんじゃないか。
良い風に思おう。

今日はお出かけなんで、うきうき、朝一でブログを書いちゃいました。
いってきます~

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