がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

体が動けないことでわかることもある、ハンデがあるから理解できることも大きい。

2013-04-15 18:46:34 | 復職
肢体不自由とかいうではないんですが
食べることと、寝る姿勢が不自由なだけです。
でも、毎日十分不自由につきあっています。

少しばかり、諦めることにも慣れてきたこのごろです。

まあ、小さいことは諦めて、大きなことは無理を押し通せば何とかなるんじゃないかと思う。
(普通逆)

思い通りに出来ないという悟りが対象理解を深める
人を思い通りにしようなんて思ってきたつもりはない。
でも、そうしてるんだなあ。
早くせいの、(それ自体はいってよいが、自己都合でイライラしていっては相手が困る)
いい加減にしてよなんて言葉は、全く自己基準からのぷっつん切れでしかないし。

自分が不自由な何ヶ月かをくぐり抜けてきた今、出来ないことを考える力がついた気がする。

なぜこの子は私がトイレにいくだけで泣くのか。
じっと見ていると、それは不安じゃなく独占欲だ、とか、
ごろごろねてばかりいる子、だるいのだ、中身は?
眠いのだ。
などなど。
また、気になる信号にも敏感になっている。
おかしな兆候に気がつく。

以前無頓着だった訳ではないが、病気と心、発達障害か退行現象か。
その辺について非常に意識がクリアになった気がする。

自分がだめだめなのも生かそうと思えば行かせる道もあることに気がついた。
病気の人の方が病気になったことない人より身をもって気がつくこともあるってことかな。

ね~~~~。世の中どこまでも捨てたもんじゃない。
ぽじぽじまいるにしましょ。


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