アヒルママの財産管理のため!
重い気持ちで早くに家を出て都会のホームに向かう。
家裁でママの財産管理権を取り上げて代行するよりは、
まず、携帯電話を解約してしまうという行動で封じようと思っている。
以前もオレオレ詐欺事件など娘や伯母にも動いてもらって大騒ぎを繰り広げてきたんだが。
気が重い、うまくいくかな。
はあ〜〜〜
車の中で斉藤和義が「大丈夫」を歌ってくれる。
もちろん本人が隣にいるのではなくAmazon musicが音源です。
毎回気が重い。
認知症以前から、母と会うのは私にとってとても気が重いことなのだ。
長い1日を簡単なイラストで
アヒルママふて寝してた
でも、ちゃんと朝ごはんは食べたって。
エアコン切った部屋はムワッとしている!
「起きてよ」と声をっけるとばつが悪そうに嘘をつく。
「お熱なの」
「じゃなくて部屋がお熱なの」
着替えさせると冬の下着を着ている!
まあ、はっきりいうとウールの長パンツ!
ペットボトルを持たせ、速攻でかける。
考える暇を与えないことにしている。
携帯の解約編
成年後見人制度を利用し、母と家庭裁判所に行くのも一つの方法だが、
携帯を解約してしまえばホームの管理の中ではもう大丈夫ではないか。
金融機関に通帳とカードと印鑑をなくしたので止めて欲しいと電話することもできないし、
認知症のホームのお友達に携帯を貸し、通販をいっぱい買ってしまったりも無くなるし、
夜中に電話をかけてくることからも解放される。
アヒルママは文句は言わなかったが、表情はよろしくない。
くちばしとんがらせて、目が虚ろ。
後で絶対騒ぐなあ。
でも本人に対しての説明を受け、解約に承諾する。
クレジット機能付きカードも紛失していて(やば)そちらも解約手続きを。
B/K口座復活編
B/Kでアヒルママは騒いでしまう。
待ち時間が長く、待っている間に
「私はそんなことしてない、あなたが止めたわけ?」などと言い、鳴き真似まで!
違った泣きまねか。
周囲の人がびっくりしている。
行員の女性に
「認知症で、お金のことになると不安感が出て、落ち着かないのです」と言い訳する。
おそ昼をいただく
毎回思うんだが、高齢のアヒルママは私よりよく食べるし、食べるのも早い。
カフェラテが超気に入りお代わりする。
好き嫌いもまずない。
絶対私より長生きしそうだ。
私は食べた後お腹が痛くなって大下痢をしてしまう。
アヒルママは今まで一度も「ありがとう」「どう、元気?」とか声をかけてくれたことはない。
思えば過去遡り、電話してくることはほぼ全て自分の要求で、通らないと暴言を吐くのだ。
ご飯食べ終えるとやっぱり
「誰かに傘盗まれたの」
「傘、持ってきてないよ」
「私傘いっぱいあったのよ(これは本当にそうだったなあ)」
「本当に必要なら買うよ」
このような繰り返しが始まるのだ。
私はこの歳でも母の前では大人になりきれず、不愉快いっぱいな表情をし、
自分でも意地悪だなあと思う。
認知症は地獄でもあるよなあ、私の場合。
がんと違うタイプの。
先が見えない、どちらかがいつか死ぬまで続くんだ。
ふーみんの一方的勝利だが後味が悪い
わからなくなってしまう不安感は相当なものだと思う。
そうすると、私に助けを求める心が湧き上がり。
なぜか「私のカバン返して」「私なんか死ねばいいと思ってるんでしょう」と夜中に騒いでしまうのでしょうね。
携帯なくなっても母の心の不安のぶつけどころがなくなり、大変だろうなあと心中を察するのだ。
そして、アヒルママの血を引く私、
あんなになってしまったらどうしようと思うと恐ろしくなる。
悲しいので埋める、それが、なぜかライム
今、寛解を迎えて働くことができていて。
それは治療中の人たちから見れば、今ある幸せを噛み締めて生きてください、何が、不満なの??だというのもわかっている。
それでも長年抱えている別のものがあるのだ。
今の幸せとは感じられない。
長年、モラハラママと過ごしてきた私はママを心から捨てて自由になったところがある。
それががんの副産物だった。
ママに癌を伝えず隠れているだけで心が楽になり、自分を責める気持ちが溶けていく。
でもまたママを受け入れなくてはならない。
アヒルだよ??!!
うちの場合母親はアヒルに進化してしまった。
ガアガア言いすぎていつの頃だろうか、経験値が増えてついに完全にアヒルになっちゃったのは40歳くらいだった。
は〜、どうにかしないと。私のこの気持ち。
とりあえず、店の売り子が勧めたのでコロナビールとどうしようというような量のライムを買ってしまった。
これまでの人生ではライムなんて一個売りしか買ったことない。
その20倍以上を購入した。
帰宅してすだちより少し大きくて硬い果物の山を呆然と見ていた。
バカだったかも。
でもその馬鹿馬鹿しい量のライムが心にのしかかる、いい意味で。
心はライム。
とりあえずライムの木をググってみた。
そうなんだ。
そんなところで実ったのね。
仕方がないのでメキシコ料理に凝ることしか消費できないだろう。
あと、ライムの塩漬けしよう。
これは『若草物語』の末娘エイミーが流行っていたライムのスライスの塩漬けを学校に持って行って、先生に見つかり、一枚ずつ捨てさせられ、その都度打たれた、という心に残るエピソード。
エイミーの親が親が怒って、女中も怒って芋をすごい勢いで潰し、翌日学校を辞めるんだった。
内容もびっくりなんだが、ライムの塩漬けってどんな食べ物なんだろう、と子供心に残っている。
ライムよ、ライム。今はライム。
キヨシローはお月様をジンライムと歌ったが、
飲食店にあるライムシロップは皮のグリーン色だ。
でも私の買ったライムは絞ったら透明よ。
ライム大量で埋めるわ。
私には今ライムがある、人生なんてそんなもので立ち直るものなんだ。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
重い気持ちで早くに家を出て都会のホームに向かう。
家裁でママの財産管理権を取り上げて代行するよりは、
まず、携帯電話を解約してしまうという行動で封じようと思っている。
以前もオレオレ詐欺事件など娘や伯母にも動いてもらって大騒ぎを繰り広げてきたんだが。
気が重い、うまくいくかな。
はあ〜〜〜
車の中で斉藤和義が「大丈夫」を歌ってくれる。
もちろん本人が隣にいるのではなくAmazon musicが音源です。
毎回気が重い。
認知症以前から、母と会うのは私にとってとても気が重いことなのだ。
長い1日を簡単なイラストで
アヒルママふて寝してた
でも、ちゃんと朝ごはんは食べたって。
エアコン切った部屋はムワッとしている!
「起きてよ」と声をっけるとばつが悪そうに嘘をつく。
「お熱なの」
「じゃなくて部屋がお熱なの」
着替えさせると冬の下着を着ている!
まあ、はっきりいうとウールの長パンツ!
ペットボトルを持たせ、速攻でかける。
考える暇を与えないことにしている。
携帯の解約編
成年後見人制度を利用し、母と家庭裁判所に行くのも一つの方法だが、
携帯を解約してしまえばホームの管理の中ではもう大丈夫ではないか。
金融機関に通帳とカードと印鑑をなくしたので止めて欲しいと電話することもできないし、
認知症のホームのお友達に携帯を貸し、通販をいっぱい買ってしまったりも無くなるし、
夜中に電話をかけてくることからも解放される。
アヒルママは文句は言わなかったが、表情はよろしくない。
くちばしとんがらせて、目が虚ろ。
後で絶対騒ぐなあ。
でも本人に対しての説明を受け、解約に承諾する。
クレジット機能付きカードも紛失していて(やば)そちらも解約手続きを。
B/K口座復活編
B/Kでアヒルママは騒いでしまう。
待ち時間が長く、待っている間に
「私はそんなことしてない、あなたが止めたわけ?」などと言い、鳴き真似まで!
違った泣きまねか。
周囲の人がびっくりしている。
行員の女性に
「認知症で、お金のことになると不安感が出て、落ち着かないのです」と言い訳する。
おそ昼をいただく
毎回思うんだが、高齢のアヒルママは私よりよく食べるし、食べるのも早い。
カフェラテが超気に入りお代わりする。
好き嫌いもまずない。
絶対私より長生きしそうだ。
私は食べた後お腹が痛くなって大下痢をしてしまう。
アヒルママは今まで一度も「ありがとう」「どう、元気?」とか声をかけてくれたことはない。
思えば過去遡り、電話してくることはほぼ全て自分の要求で、通らないと暴言を吐くのだ。
ご飯食べ終えるとやっぱり
「誰かに傘盗まれたの」
「傘、持ってきてないよ」
「私傘いっぱいあったのよ(これは本当にそうだったなあ)」
「本当に必要なら買うよ」
このような繰り返しが始まるのだ。
私はこの歳でも母の前では大人になりきれず、不愉快いっぱいな表情をし、
自分でも意地悪だなあと思う。
認知症は地獄でもあるよなあ、私の場合。
がんと違うタイプの。
先が見えない、どちらかがいつか死ぬまで続くんだ。
ふーみんの一方的勝利だが後味が悪い
わからなくなってしまう不安感は相当なものだと思う。
そうすると、私に助けを求める心が湧き上がり。
なぜか「私のカバン返して」「私なんか死ねばいいと思ってるんでしょう」と夜中に騒いでしまうのでしょうね。
携帯なくなっても母の心の不安のぶつけどころがなくなり、大変だろうなあと心中を察するのだ。
そして、アヒルママの血を引く私、
あんなになってしまったらどうしようと思うと恐ろしくなる。
悲しいので埋める、それが、なぜかライム
今、寛解を迎えて働くことができていて。
それは治療中の人たちから見れば、今ある幸せを噛み締めて生きてください、何が、不満なの??だというのもわかっている。
それでも長年抱えている別のものがあるのだ。
今の幸せとは感じられない。
長年、モラハラママと過ごしてきた私はママを心から捨てて自由になったところがある。
それががんの副産物だった。
ママに癌を伝えず隠れているだけで心が楽になり、自分を責める気持ちが溶けていく。
でもまたママを受け入れなくてはならない。
アヒルだよ??!!
うちの場合母親はアヒルに進化してしまった。
ガアガア言いすぎていつの頃だろうか、経験値が増えてついに完全にアヒルになっちゃったのは40歳くらいだった。
は〜、どうにかしないと。私のこの気持ち。
とりあえず、店の売り子が勧めたのでコロナビールとどうしようというような量のライムを買ってしまった。
これまでの人生ではライムなんて一個売りしか買ったことない。
その20倍以上を購入した。
帰宅してすだちより少し大きくて硬い果物の山を呆然と見ていた。
バカだったかも。
でもその馬鹿馬鹿しい量のライムが心にのしかかる、いい意味で。
心はライム。
とりあえずライムの木をググってみた。
そうなんだ。
そんなところで実ったのね。
仕方がないのでメキシコ料理に凝ることしか消費できないだろう。
あと、ライムの塩漬けしよう。
これは『若草物語』の末娘エイミーが流行っていたライムのスライスの塩漬けを学校に持って行って、先生に見つかり、一枚ずつ捨てさせられ、その都度打たれた、という心に残るエピソード。
エイミーの親が親が怒って、女中も怒って芋をすごい勢いで潰し、翌日学校を辞めるんだった。
内容もびっくりなんだが、ライムの塩漬けってどんな食べ物なんだろう、と子供心に残っている。
ライムよ、ライム。今はライム。
キヨシローはお月様をジンライムと歌ったが、
飲食店にあるライムシロップは皮のグリーン色だ。
でも私の買ったライムは絞ったら透明よ。
ライム大量で埋めるわ。
私には今ライムがある、人生なんてそんなもので立ち直るものなんだ。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
本当に嬉しく思います、ありがとう。
ああすればいい、こうすればいいとか言わず、辛さに寄り添うお気持ちが何より嬉しい。
私も人に対してそうありたいと思います。
faze_sukiです。
お母様のもろもろは、気持ちの管理など大変だと思います。
当事者じゃない者には分からないこともあるでしょうが、応援しています。
いろんな事、吐き出しながらも、がんばれー
私は、応援するしかできませんが、応援📣しています。
お暑いですが、お体に注意しながら頑張って下さいませ。