がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

保育園に戻って、きつくても本当によかったね、と言われる(出来なくなったことがあることもメリット)

2013-05-29 20:35:34 | リハビリ
お互い安否確認をする知人からの言葉
この友人は、長いヨット仲間。
始めて日本周航をした際に、日々の安否確認を僭越ながらさせてもらった。
24時間連絡取れなければ海上保安庁に連絡をする約束。

その後彼は幾度も周航をするが、
今回は私の生還のため、互いの生存確認をし合うようにしている。

遠い港から
「保育園に戻れてよかったね、体に無理はあるだろうけど、病気から離れていく刺激を受けられていいね」と連絡をもらう。

病気をしたことが保育ではプラスになっている
痛烈に出来ないことがたくさん出来てしまった私。
外からではわからないが。

この痛みが、飛躍的に対象理解に役立っている。

こんな構図が非常に多々ある。
親の気持ち;どうして言うこときいてくれないの!
      どうして私を困らせるの!
こどもの気持ち;真っ暗、言えない。パニック。だからださい行動に出る

親は多くを望み、子を壊す。

この図式にいろいろ当てはめると
どうしてうんちっていなかったの!(この前は言えたじゃない)
こどものとって排泄物は親に渡せるラブレターなのに。

どうして急いでいるのに走っていっちゃうの!もう、知らない!
こども;そうしないとお母さんは振り向いてくれないでしょ。

親もいっぱいいっぱい、大人じゃない状態。
そんな循環がよく見られる。

出来ないことがいっぱいで来た私は禁止用語は使わなくなった。
暴れてはいけませんじゃなく、座っていなさいね。
皿に口を付けて直角にして流し込んではいけませんではなく、いい姿勢で食べてごらん
など、一語で指示を強く出す。
必ず出来る。
ほめる。

こどものなかに落ち着きが徐々にうまれる。

普通児だけが保育園にいる訳ではないが、こどもの奇行には必ず理由があり、それを理解したらこちらの言うことをきく。

こどもは変わる。
心は変わる。

リハビリしながらお金がもらえると思えば
どれだけだって働きますわ、と思ってしまう。
明日休暇だけど。
結構いっぱいいっぱい、心はいろいろやりたい時には体が言うこときかない。
そんなもんです。

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