がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

急に初夏の日差し、術後2回目の夏がくるんだ

2014-05-16 22:41:25 | がん・腫瘍全般
海辺の町にも遅れて夏が来た

東京は暑かったりするも、海辺はあまり暑くならない。
気温の変化が緩やか。
それでも夏が来るなって感じの朝をようやく迎えた。
緑の色が濃い。
道ばたの雑草が一気に伸びている。

夏の予感。

今年はじめて、Tシャツ一枚(七分袖)


夏が来るから服を買わないとね

ぼろを捨て、傷跡が見える服も捨て。
服探しが大変な夏。
2回目の夏を生きる事が出来る。


強い私ともげそうな私がいつもいる

がんになって自分を見直したんだと思う。

告知にめげなかった私がおり、
もう水着も着れない体になってしまっても(着る事は可能ではある、奇異なだけ、まだ傷は痛い)
受け入れている強い私がいる。

同地にもげそうになる、木から落ちそうになるばななか枇杷な私もいる。

黒く地面に落ちてはだめじゃ、とお思いつつ落ちるかもなあ、いつか、とあきらめた心。
それが共存している。


エブリシングこれでいいのだと思うにしている

これって、諸行無常と少し似ているかな。
いや、むしろ赤塚不二夫氏のこれでいいのだに似ていると思う。
もうしょうがないよね。
何もかも。
明日の事はわからないよね、って認めてしまった気がする。


後いくつ夏を過ごせるのかな

この言葉は夏の短い北欧のお年寄りの挨拶だとヨット雑誌で読んだ事がある。
なんか妙に心に残った。
今、全くその境地だなあ。


ないのはときめきだけです

私にないのはときめき。

ふとキヨシローの歌が口をついてくる。
「いい事ばかりはありゃしねえ、昨日は白バイに捕まった。」

大変だったなあ、罰金とられて。
それでも黙々と生きていかないといけないんだぜ、とキヨシローが天国からいっているように思ってしまう。

まあ、がんばるべ。

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