嵐でもまだ残っていた山桜、がんキャリアでもまだ桜です。Same,same. Me too.

きれいじゃないでしょうか、桜まだ見つけ


植物なんかみて気を取り直したりする老人じゃないもんね、とかいっている私ですが。
いいじゃないですか～～～
きれい、きれい。

ある先進日本画家がいった言葉を今も忘れない
都立の保母学ですごい画家が講師だった。
すぐに共感し合って私は多くの絵を見てもらい、アドバイスをもらった。
彼は
「ハイきれいですよ、と気取って恋人からもらった花束の風情。それを誰もが描きたがる。趣味の講座みたいだ。君は、嵐のなかで誰もみていないのに咲く花がかけるはずだ、花の命が描きなさい、そんなふうにものをみなさい」と、いった。
それから私は雑書きに拍車をかけ、動くものを描き続けた。

いい学校だった、今はもうないけど。

美しさはそういうものだ、と画家はいった。
媚びなく、ただ咲くのが花だよと。

今はそれがわかる
生命力というのだろうか。
花の営みというのだろうか。
生きる限り、嵐が来ようが、放射能が降ろうが寒かろうが暑かろうが種を残そうとする。
その圧倒的な力が美しいと思う。

芸術家は偉い。
こんな私に、元気を思い出させる。

まだまだ私たちは花びら散らす桜ですね。
今日も一日、きれいに咲いたぞ。


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