先週月曜日のお休みの日、いつも行く青森市の漁港に行きました。
カワウの群れとキアシシギが1羽いただけで、
帰ろうと思っていたその時、スーッと飛んで来た鳥がいました。
なんとササゴイではありませんか!
(ササゴイ(笹五位)はサギの仲間です。)
笹の葉に似た羽の模様が名前の由来になっています。
実際見ると、本当に美しい羽です。
私の地域には、ササゴイは多くは観測されていません。
この漁港に夏鳥として現れる事は知っていましたが、
一度も会えずにいました。
期待していなかったので、突然現れてくれて、
本当に嬉しかったです。
予想外に小さいのに驚きました。
ゴイサギぐらいかと想像していたのです。
(ササゴイは40-48cm ゴイサギは58-65cm)
初めての出会いなので、夢中で撮って、
家でじっくり眺めていました。
冠羽が黒く長く、足も黄色く太くがっしりですね。
光彩も黄色。
ササゴイはイエローがチャームポイントですね。
飛び去るかと思ったら、岩の上でしばらくポーズをとってくれて、
何を思うか、ずっと遠くを見つめている様子。。。
からの~ いきなりの放尿です。笑
この子、結構まったり、のんびりのササゴイ君でしたよ。
(オスかメスかわかりませんがね。)
ところで、ササゴイの「ゴイ」は「五位」と書きますが、
どうして「五位」なのかと調べてみると、
元々ゴイサギ(五位鷺)に由来するようですね。
↓
醍醐天皇が池にいた鷺を見つけ、捕えるように家来に命令しました。
家来が近づいても逃げることなく、おとなしくつかまってくれたので、
命令にさからわず神妙であると、鷺に褒美として五位の位を賜わり、
それからこのサギは五位のサギ、ゴイサギになったそうです。
その後、五位は鷺の意味として使用されるようになり、
ゴイサギ以外の鷺もササゴイ、サンカノゴイ、ヨシゴイと
呼ばれるようになったとのことですよ。
鷺は偉かったのですね。笑
明日は、同じ場所にいた鳥たちです。
今日から8月ですね。ちょうど1週間の始まりでもあります。
こちらも暑さは続いていて、そろそろ夏に疲れ気味ですが、
あと最低でも1ヶ月は耐えなくてはならないですね。(ハア。。。)
時々、関東より気温が高いと、北国の恩恵はどこに?
と嘆いてしまいます。(冬も厳しいのに、と愚痴って。笑)
昔は、お盆の頃には暑さも和らいでくると言われた津軽地方、
現代は9月になっても暑かったりしますから、
遠い昔の話になってしまいました。
今週も暑さとコロナの対策をしながら、
少しでも穏やかに過ごせますように。