What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

H・A・レイ おさるのジョージ

2006年06月13日 16時05分25秒 | 
 映画の公式サイトはこちら>http://www.cg-movei.jp/top.html

 母に初めて買って貰った本が「ひとまねこざるときいろいぼうし」でした。
岩波の子どもの本シリーズが220円の時代です(笑)この「ひとまねこざるシリーズ」の他にも「ちいさいおうち」「ちびくろさんぼ」「こねこのぴっち」「ねずみとおうさま」など、素晴らしい挿絵とお話の名作ばかりです。

 勿論、小学校に入ったばかりの私に「名作」なんて判るはずもなく、ただ好きで夢中で何度も読みました。最初は字が読めない本も意味もよく判らない本もあったのですが、好きでしたね~。やわらかい絵と色、まるで自分の分身のような「しりたがりなこざる」が好きでした。

 何年か前に、図書館で新しいシリーズを見つけて喜んだのですが、レイさんの作品ではなく、許可を受けて違う方が創作された絵本でがっかりしました。

 この方の優しい眼差しは「ポケットのないカンガルー」(作エミイ・ペイン)という素晴らしい絵本でも、変わらず注がれています。カンガルーのケイティには、生まれつきポケットがなくて、可愛い子供のフレディを連れて歩くことが出来ません。泣いてばかりいたある日・・・とお話は進んで行くのですが、障害を乗り越えた時の彼女の喜び!読者も一緒になって泣いて笑ってジャンプしたくなります。
 「星座を見つけよう」という福音館の絵本もあります。これはもう少し大きいお子さん向きの科学の本ですが、とても読みやすい、星や惑星や天体の仕組みなどのお話です。

 長く愛されるキャラクターなのでしょうね、最近もUFOキャッチャーの商品や、色々なグッズに登場しています(ちなみに、私はじょーじのショルダーバックを愛用しています)

 ともあれ、私のようなへんくつ者は置いといて、映画を観てじょーじを好きになる方も、今の絵本シリーズを好きな方もおいででしょう。どんなきっかけでも良いから、この作品を多くの人に知って欲しいです。
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栗本薫・グインサーガ107巻&108巻

2006年06月13日 13時32分39秒 | 
 107巻は、なんといってもリンダとレムスの邂逅でしょう。作中の二人と一緒に、幼かった頃の二人のあれこれやら、パロ侵略やらを懐かしく思い出しました(涙)

 108巻で、遂にグインがどこから来た生命体なのかが、異星人たる伯爵から告げられます。長命ゆえの長い孤独を耐える伯爵の、切々とした話が良かったです。グインもちょっと心広くして、記憶戻してもらえば良いのになぁ(笑)完全に記憶の断片が、統合されるか判んないって言ってるんだから試してみようかな~って思わないところが、この人らしいです。

 さて、ここまで来ても、いまだお話の山も底も見えないグインサーガですが、作家として思うままに創作出来る喜びは判るけれども、作品完成時の質やまとまりとしては、この長さはどうなんでしょうね?40巻以降は挫折して、ぱら立ち読みしたり、図書館で借りたりして読み続けている読者としては、なんか納得がいかないです。

 同じく大長編と銘打って創作されている、S・キングの「ダークタワー・シリーズ」は、毎回質の高い作品で、次作は何時発表になるんだろうと、はかはかして(方言)待っているのです。比べたらいけないと思いますが、うーん、栗本さんガンバッテ!!
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腐女子は如何にして妄想を繰り広げるか

2006年06月13日 11時44分51秒 | 漫画
 さて、全仏テニスのジュニア男子複合で、日本の錦織圭君(グリーンTS)が初優勝と言う記事がありました。

 彼は日本の男子テニス界の待望のホープだそうで、未だ16歳の高校生!中学2年生でアメリカに渡り、シャラポワさんも所属する、フロリダのテニスアカデミーで修行中だそうです。180cm70kgの右利きで、パワフルなフォアと強烈な逆クロスが武器だそうです。

 ここまで読んだらもう私の脳内では、すっかり彼のデータは「テニプリ」の世界に置き換わってしまっています(爆)

 検索すると、彼の活躍はすぐにたくさんの記事となって見る事が出来ます。日本代表チームのメンバーとしてアジア大会で活躍していたり、まるで未来の手塚さんや真田さん(想像)のようではありませんか!

 お顔と体格と性格のせいで「年齢詐称疑惑」の拭えない、テニプリのキャラですが、彼らはれっきとした中学生です。これから日本や世界のテニス界で大活躍する事でしょう。主役の越前君は、既に全米ジュニアの優勝経験者ですし、現在所属する青学中テニス部が、全国制覇した暁にはまた世界へと羽ばたいて行く事でしょう。(アニプリの最終回がそうでした)

 なーんて感じで、脳内妄想する訳です。
これが「キャプ翼」や「ドカベン」だと、社会人編が現在連載中だったりして、ファンとしては本望なんでしょうけれども、そんな恵まれた作品は数少ないです。多くは二次創作の世界でしか、その後の彼らの活躍は見る事は出来ません。それだけファンの中では、キャラが生き続けているのです。

 私的には「ライジング・インパクト」や「ホイッスル」が、今すぐにでも社会人編を作者さんに描いて頂きたい作品です。

 ファンの好みは千差万別ですし、決して、ファンが望むような未来だけが、描かれるとは思いません。だから、二次創作の世界は広がり続けるのでしょう。

 どんな漫画でも小説でも、この後主人公はどうなるんだろう?とか、描かれて(書かれて)いない部分の時間を過ごしている彼らは、何をしているのだろう?とか、想像された事があると思います。そんな「キャラへの想い」が、腐女子の妄想の源なのです。

 ま、行き過ぎた行動や言動が「キモイ」と感じられたり、オタクは性差関係無く「キライ」と考えておいでの方の反応は、普通だと思っています。私も、パチスロで生活費使い込んで電気と水道止められてるんだぁ、とあっけらかんと言われる方は理解出来ないし、タレント事務所に所属してるから、運動できないの~(怪我するといけないと言う理由から)と言って、ゴミ捨てしない方も訳判らんですもの。
コメント (2)
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