What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「第63回 日本推理作家協会賞」 (とっくに)決定。

2010年05月19日 08時25分24秒 | 
 先月末に発表になった「第63回 日本推理作家協会賞」ですが、まったく気づかず(汗)リンク先の記事で初めて、飴村 行さんの『粘膜蜥蜴』(角川書店)と、貫井 徳郎さんの『乱反射』(朝日新聞出版)が受賞したことを知りました。

「これぞ推協賞」熱き選評 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

選評委員の北村 薫さんが、貫井さんの作品に対して、素晴らしいコメントをされているので、ぜひご一読を。

しかし、北村さんにここまで言われたら、読むしかないと思うでしょ?でも、私は貫井さんの作品は、まったくだめなんですよ~。更に思い返してみると、日本推理作家協会賞受賞作って、ニ・三作しか読んで無いんです。がっつり内面と向き合わされること必至で、しかも長編が多いから、安易な気持ちで読み始められないんですよね。最近は、気持ちに余裕が無いと、こういったお話は読めないです。

 そしていま気がついたんですけど、飴村 行さんも、一作目の『粘膜人間』が第15回日本ホラー小説大賞長編賞受賞で、二作目の『粘膜蜥蜴』も受賞ってすごくないですか?!まだ三作しか発表されてないのに(苦笑)

あぁ、そしてこれまた私がまったく読めない類のお話なんですよねぇ・・・ぐちゃぐちゃホラーが大丈夫な方は、うん、がんばれ。

下は飴村 行さんが、ホラー大賞受賞時のインタビュー記事です。あぁ、「グチョエンタ」って響きがもう嫌だ(涙)

★「選考会史上、異例の物議を醸した衝撃のグチョエンタ作品、飴村行『粘膜人間』」( http://bookjapan.jp/interview/090114/note090114.html )


*追記

 貫井さんの『後悔と真実の色』(幻冬舎刊)が、第23回山本周五郎賞受賞だ!うわ~、貫井さんってば、一気ですよ(笑)

それと同受賞は、道尾秀介さんの『光媒の花』(集英社刊)で、三島由紀夫賞は東浩紀さんの『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社刊)でした。しかし、東浩紀さんとは!これまためっちゃ難しい人がきたなぁ(苦笑)
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第10回本格ミステリ大賞 決定!

2010年05月19日 08時23分47秒 | 
ミステリ大賞決まる : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)より引用

 第10回本格ミステリ大賞(本格ミステリ作家クラブ主催)は15日、小説部門が、歌野(うたの)晶午さんの「密室殺人ゲーム2.0」(講談社)と三津田(みつだ)信三さんの「水魑(みずち)の如(ごと)き沈むもの」(原書房)に、評論・研究部門は、谷口基(もとい)さんの「戦前戦後異端文学論」(新典社)に決まった。

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 ちょっとペンタさん、三津田さんの「水魑」きちゃったよ!(笑)私は「凶鳥」で投げたのに、ペンタさんの嗅覚は素晴らしいです!

コメント (2)
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