バレエ漫画作品が好きな人には、要チェックな図録が発売！

　「バレエまたはダンス漫画」というのは、各年代にそれぞれ譲れない贔屓作品があるんじゃないでしょうか。

私だと、有吉 京子さんの『ＳＷＡＮ』と、槇村 さとるさんの『ダンシング・ゼネレーション』になります。前作は小学生の頃、周囲がほとんど『キャンディ・キャンディ』を読んでいる時代でしたが、欠かさず週マを熱読していましたし、後者はそれこそ『愛のアランフェス』からの鉄板な作家さんです。

山岸 涼子さんの作品は、もうちょっと大人になってから『アラベスク』を読み始めたんですが、この他のバレエ作品も、なにせ「鬼気迫る」とか「幽鬼のごとく」とかが褒め言葉になるずっしりとした作品なので（苦笑）はい、読みましたけど、覚悟の居るお話ばかりでした。近年の『テレプシコーラ』も、まさにバレエへの愛憎の詰まったお話で、バレエ作品が好きな者にはたまらんのです、たまらんのですが、辛い展開でした。


>山岸が「なぜ『テレプシコーラ』の第3部は描かれないのか」という質問にも初めて答えた貴重なインタビューだ。

↑ここ、すっごく読みたいですね！

京都のマンガミュージアムでの展覧会に行かれる方も、残念ながら行かれない方も、要チェックな一冊だと思います。


★「コミックナタリー / バレエマンガ展図録、山岸凉子がテレプシ3部について言及」
（ http://natalie.mu/comic/news/94442 ）より引用

　7月13日より京都国際マンガミュージアムにて開催される「バレエ・マンガ ～永遠なる美しさ～」の図録が、本日7月5日に太田出版より発売された。

この図録には展覧会に参加している高橋真琴、牧美也子、北島洋子、上原きみ子、山岸凉子、有吉京子、萩尾望都、槇村さとる、曽田正人、水沢めぐみ、水野英子、魔夜峰央といった、そうそうたる作家陣の展示作品を収録。また高橋真琴、牧美也子、上原きみ子、山岸凉子、有吉京子、萩尾望都、槇村さとるのインタビューも収められている。

中でも山岸による「アラベスク」「テレプシコーラ／舞姫」のイラストは30点弱も掲載されているほか、約2万字におよぶインタビューも収載。山岸が「なぜ『テレプシコーラ』の第3部は描かれないのか」という質問にも初めて答えた貴重なインタビューだ。


☆「太田出版 / バレエ・マンガ ～永遠なる美しさ～　京都国際マンガミュージアム（編)」

価格 2800円+税
版型　A4判
ページ数　144ページ
発売年月日 2013.7.05

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