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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

菅野 彰 「『会津飲んだくれ屋』開店準備中 / 大好きなアイドルと遭遇したくらいのテンション!」

2015年04月30日 22時35分25秒 | 日常
 BL作家でエッセイストの菅野 彰さんの、日本酒万歳!東北がんばれ!!のエッセイ「『会津飲んだくれ屋』開店準備中」が、読むと大笑いしつつも最後はしんみりするというテイストが大好きです。毎度愉しく拝見しているんですが、今回過去最高に呑兵衛最高テイスト爆裂なので、もし酔っ払いがお嫌いでなければ、ご一読ください。

★「A-plus plus エッセイ『会津飲んだくれ屋』開店準備中 / 大好きなアイドルと遭遇したくらいのテンション! 」
( http://a-plus2.a-linkweb.co.jp/cont/es_sugano/sugano20.html ) より引用

 今回はいつもとは若干イレギュラーな、居酒屋さん主催の「蔵元を囲む会」の話だ。

(中略)

 夕暮れの枝垂れ桜を眺めていると、店の中が見えた。
そこには既に準備をなさっている、蔵元さんのお姿があった。藍染めの法被の襟には、「辰泉酒造」と、「白井酒造」の白い文字が見える。

「うわー!!」

私たちは枝垂れ桜の下で、手を取り合って飛び上がった。
 
どちらも本当に美味しい蔵だが、特に辰泉酒造は私たちの最近のお気に入りで、何しろ帰ったらすぐ呑めるように仕事場の冷蔵庫には辰泉が冷えている。

「すごい!! 期待はしてたけど期待以上!」
「なんか、イケメンがいるって聞いてきたら一押しのアイドルがいたくらいのテンション!!」

いや、本当に私たちはそのぐらいの高いテンションだった。

(中略)

あなたの心の瞳に、この素晴らしさが映ることを願う。

末筆になるがなんと会費は、五千円ぽっきりなのであった。

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私は350mlの発泡酒二缶で幸せになれる、ごくレベルの低い酒好きなんだけれども、酔っ払う事でちょっとだけでも浮世の辛さがマシになるのを体感している酔っ払いなので、菅野さんのエッセイを読むと、幸せになれます。


(つぶやき)

 入院中の主人のご飯には牛乳が付くのですが、昔からお腹ぴっぴちゃんなので、牛乳を飲むのには抵抗があって、飲まずに冷蔵庫貯め込んでいるんです。で、それを私が持って帰って飲んでいる訳なんですが、おかげで?目下お通じが絶好調であります(笑)
コメント
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