こちらの地元紙・河北新報にて、「独眼竜挑んだ道 生誕450年」という読み物が連載されていました。毎回楽しく読んでいたんですが、最終回の本日「エピローグ㊦」は、歴史学者の磯田 道史さん(『殿、利息でござる』の原作者さん)が、伊達政宗の魅力についてインタビュー形式で答えられました。
そのお話の最後の部分を読んで、心がすとんと落ちたような感覚になりました。
〇河北新報 2017.11.2 紙面より引用
>(伊達政宗は)決して大願成就した武将ではないのに、今も人気が高いのはなぜでしょうか。
『惜しみ』の魅力です。(中略)確かに政宗は時間・空間・人間に制約された。しかし、『惜しい』政宗の姿に日本人は東北の白雪のような美しさを見ている。
欠けた茶わんを愛する心性に通じる。惜しさを、いとおしさに変えて慈しんでいるのだと思います。
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日本人の心の底にある、「判官びいき」でも言われるような敗者への思い入れを、「欠けた茶わんを愛する心性」と表現されたのが、巧いなぁと思いました。
↓こちらで、いままで連載された分を読むことができます。
★「<独眼竜挑んだ道 生誕450年>(1)まちづくり/杜の都繁栄の礎築く」
( http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170905_13039.html )
↓動画あり、クイズあり、伊達武将隊の皆さんと仙台市内をぶらぶらした様子が楽しく観れます。
★「河北新報 / ~まち歩きツアー~ 政宗公 御城下巡検」
( http://www.kahoku.co.jp/machiaruki/ )より引用
仙台藩祖・伊達政宗公が城下町を築いてから416年。奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊の政宗公が、支倉常長と公募で選ばれた13名のお伴の衆を従え、仙台のまちを巡検しました。案内役は「ブラキムラ」こと、仙台まち歩きの達人、木村浩二さん。往時に思いをはせながら歩いた「政宗公御城下巡検」(10月1日実施)の様子を振り返りながら、仙台の知られざる魅力に迫ります。
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そのお話の最後の部分を読んで、心がすとんと落ちたような感覚になりました。
〇河北新報 2017.11.2 紙面より引用
>(伊達政宗は)決して大願成就した武将ではないのに、今も人気が高いのはなぜでしょうか。
『惜しみ』の魅力です。(中略)確かに政宗は時間・空間・人間に制約された。しかし、『惜しい』政宗の姿に日本人は東北の白雪のような美しさを見ている。
欠けた茶わんを愛する心性に通じる。惜しさを、いとおしさに変えて慈しんでいるのだと思います。
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日本人の心の底にある、「判官びいき」でも言われるような敗者への思い入れを、「欠けた茶わんを愛する心性」と表現されたのが、巧いなぁと思いました。
↓こちらで、いままで連載された分を読むことができます。
★「<独眼竜挑んだ道 生誕450年>(1)まちづくり/杜の都繁栄の礎築く」
( http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170905_13039.html )
↓動画あり、クイズあり、伊達武将隊の皆さんと仙台市内をぶらぶらした様子が楽しく観れます。
★「河北新報 / ~まち歩きツアー~ 政宗公 御城下巡検」
( http://www.kahoku.co.jp/machiaruki/ )より引用
仙台藩祖・伊達政宗公が城下町を築いてから416年。奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊の政宗公が、支倉常長と公募で選ばれた13名のお伴の衆を従え、仙台のまちを巡検しました。案内役は「ブラキムラ」こと、仙台まち歩きの達人、木村浩二さん。往時に思いをはせながら歩いた「政宗公御城下巡検」(10月1日実施)の様子を振り返りながら、仙台の知られざる魅力に迫ります。
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