今日は立冬。また寒い冬が来るのかという気持ちと、母の衰えていく有様を思い、考えてもどうしようもないのに、先のことをグルグルと考えてしまうという悪い癖が発動中。
実家のここをもっとこう改善したい、でも本人たちは変化を望んでいないという事案に、ぶつかってばかりです。
義両親も実父も、体調は万全ではなかったにせよ、もっと生きてくれると思ってた。あんなに急に亡くなるなんて、予想もしていなかった。
震災も同じ。あの日のお昼すぎまで、あんな大地震と大津波がくるなんて思ってもみなかった。
穏やかな毎日が続いていると、あぁ、またふいに不幸が襲ってくるんじゃないかと、不安な気持ちが強くなって、じっとしていられない。
なので、なんとはなしに街と海の見わたせる山の神社にきました。
ここまでくるのに八年半ちょっと。
護岸工事が進み、商業施設やマンションも立ち始め、新しい橋も建設中です。
あれだけあったガレキの山が片づけられて、更地になって盛土がされて、いまは震災祈念公園が作られています。
どうぞ、お穏やかな暮らしが少しでも長く続きますように。