録画していた『ケンミンショー』のお餅の回を観たんですが、宮城県はあそこまで「ずんだ餅」は作って食べないよなぁと思っていたら、この全国ご当地お餅人気投票でも、宮城県がずんだ餅熱愛になっていてびっくりしました。私の実家の母が山形県出身で枝豆熱愛な人なので、ずんだ餅を作って食べていたのかなと長年思っていたんですが、違ったみたいです。
☆「レシーボ / 全国ご当地お餅人気投票」( https://receipo.com/livelog/36490 )より画像引用
これ、お餅が「お正月にしか食べない」な地域なのか、お客さんが来られた時やおめでたい時の「おもてなしのご馳走」な地域なのか、「小腹がすいた時やおやつに食べる」地域なのかで違うと思うんです。
私の実家では、お餅はお正月にしか食べないものでした。その頃も、袋に入ったお餅は売っていたんでしょうけれども、それを買ってまで食べるという感じでは無かったです。
私が子供の頃は、年末に餅つきをしてお供えとお正月用に食べる餅をこさえてました。食べる餅は、つきたてのお餅を粉を振った専用の長四角の木箱に入れて固めて、ほどよい硬さになったら包丁で切り分けて、それをお正月に焼いて食べていました。
近年有名になった、ハゼ出汁の醤油味のお雑煮がメインで、そこに入れて柔らかくなったお餅を、納豆に絡めて食べていました。それとあんこ餅。我が家は水分多めのとろとろしたあんこだったので、焼いたお餅を入れても、すんなり食べられていました。
なので、母の山形の実家に遊びに行った時に、大皿に溢れんばかりに入れられた、あんこ餅やずんだ餅がずらりとテーブルに並んだのを見た時は驚きましたね~。確か夏だったように思うんですが、今思えば叔母さんが私たち家族の為に、手間かけて作ってくれたんだなぁと、ありがたい気持ちになります。
随分前に岩手で食べた「一関の餅膳」も、いろんな種類の味を食べる事ができてすっごく愉快でした。きな粉やクルミなど、保存のきく加工した食材と、大根おろしやずんだなどの採れたての食材を合わせたどちらの味もひとつのお膳に盛ってあって、ご当地のおもてなし料理なんだというのが体感できました。
ところで、きな粉って「黄色いきな粉」と「緑色の青ばた豆のきな粉」の二つがありますよね?でもTVなどできな粉が登場する時って、ほぼ「黄色いきな粉」なように思うのですが、青ばた豆のきな粉ってマイナーなんでしょうか?
存在自体知りませんでしたよ!
味や使い道ってどんななんです?
うわー、やっぱりマイナーなんですね。実は、黄色いきな粉をあまり食べた事がなくて、たぶん香りが勝っているのが、青ばた豆のきな粉だと思います。(by母からの受け売り)
てか、緑色のきな粉は見たことも聞いたこともない…。
関東地方ではマイナーだと思います。
きな粉はパフパフしてあまり好きではないのですが、香りのきな粉、ちょっと食べてみたい。
実はずんだ餅好きで生協とかに有ると頼んで食べます。
以前仙台に行った時も有名店に行って食べてみました。
豆自体はあまり好きじゃないのに何でずんだは好きなのかな~。
う~ん、青ばたきな粉は少なくとも西日本ではマイナーなんですね。食べ方は、普通のきな粉と同じくお砂糖を足して、お餅にからめて食べるような使い方です。
「ずんだ」は、昔の人たちが、夏の暑い季節に足の速い(すぐに味が落ちる)枝豆を、いかにして大量消費するか?という命題の結果だと思うんです。実際に家でずんだ餅を作ると、消費しますから。喜ばれるので作りますが、黙々と枝豆の薄皮をとって、すりこ木で潰していると、これって修行?って思います。