このいまわしい戦争もいつかは終わるでしょう。
いつかはきっとわたしたちがただのユダヤ人ではなく、一個の人間となれる日がくるはずです。
わたしたちが、ただのオランダ人や、ただのイギリス人になれるわけはありません。
いつも、ユダヤ人ではあるのです。
でも、その時には、ユダヤ人でありたいと願うことでしょう。
(アンネ・フランク 1944年4月9日)
今日は大学時代の友達の家でおでんパーティでしたー。
わたしが日本へ帰る前にと招待してくれたのです。
ビール3杯と白ワイン3杯と、だいぶ飲んだな。。
料理もとってもおいしかった^^
友達の奥さんは昔単身エジプトへ渡りガイドをしていた、とっても素敵な女性。
楽しい時間をありがとう、Oちゃん!
さてさて。
先週は、ベルギーへ4日間ほど旅行してきました。
ユーロスター+ホテルで£180(約2万5千円)。
ヨーロッパ内の旅行はほんと安い。
うち一日、鉄道でオランダのアムステルダムへ行ってきました。
アムステルダムには、アンネ・フランクの家があります。
本を読んで知ってはいても、実際に訪れてみると、その空間のもつ独特の空気は衝撃的です。
あそこで窓も開けられずに2年間の籠城生活・・・。
どんなに軽い気持ちで訪れた人でも、何かしら感じずにはいられないような、そんな場所でした。
上のアンネの言葉は、リーフレットより。
アムステルダムではまた、ゴッホ、レンブラント、フェルメールを堪能。
ゴッホが自殺直前の時期に描いた「鴉の飛ぶ麦畑」。
青空の麦畑に嵐をはらむ雲が浮く「荒れ模様の空の麦畑」。
不吉ですが、とても惹きつけられる絵だった。
今回の旅で出会った数々の絵の中でも、お気に入りの2枚です。ポストカードも買った♪
フェルメールの青、レンブラントの黒、ゴッホの黄色。
こういう絵の前では、言葉は不要ですね。
そしてこれだけの名作揃いにもかかわらず、あの人の空き具合。
誰にも迷惑をかけずに気が済むまでお気に入りの絵を眺めていられるあの至福。
すばらしいね、ヨーロッパ。
あ、そうそう。
有名な飾り窓地帯も行ってきましたよ。
友達が「夜の方が雰囲気が出てるんじゃない?」というので夜に行ってみた。
噂にたがわず、見ごたえあったわ。。
タイプもいろいろで、「この家は、、、デブ専?ここは、、、ゲテ専?」と超失礼なことをいいつつ通り過ぎた私たちでした(だって、ほんとすごかったんだもの・・・)。
この飾り窓、オランダが一番有名ですがベルギーにもあって、アントワープへ行く列車の窓から見えました。
アンネ・フランクの家
家の前の眺め
ブリュッセルのグラン・プラス。
ヴィクトル・ユーゴーが「世界で最も美しい広場」と称えたというこの広場。
ヨーロッパの街はすこし見飽きていた私達も「おぉ。。。」とみとれてしまった美しさでした。
建築がすばらしいのですよ。