廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

男たちの○○

2008-03-02 23:23:23 | Weblog
 カープは本拠地・広島市民球場にライオンズを迎えてのオープン戦だったが、期待の若手・前田(健)投手が2回6失点と打ち込まれてしまい、打線も反撃したが6-5で敗れた。 公式戦では無いから勝ち負けにこだわり過ぎる必要は無いにしても、前田投手には今日の反省を生かして練習してもらわないと。 一方の打線では新一番打者候補の一人・天谷選手が活躍して今後に期待を持たせてくれたとか。 カープもオープン戦を通じて今季の戦い方を確立して行くのでしょう。

              

「上原選手とキャッチボール」難病少年、約束に励まされ(読売新聞) - goo ニュース

 骨髄バンクですか... 私は大の怖がりで職場の健康診断の時の採血ですら震え上がってしまうくらいですから骨髄採取なんてとても... 採血の順番を待っているだけなのにまるで処刑場で首を斬られる順番でも待っているかの様な気分になったりしているのですから。 本当だったら注射など慣れっこになって年に何度か献血するくらいでないといけないのですけど。

 骨髄バンクの登録者はなかなか増えないのが実情なのかも知れないですね。 背骨から注射みたいなもので採取するので麻酔など効かないでしょうし... ただ善意に訴えるだけでは効果も限定的かも知れませんし、骨髄バンクのドナーカードをずっと持っていた人は将来、年金の額が増えるとかの特典を付けてはどうかとも思っていますが。 今、どこの誰とも分からない患者さんの為に善意でドナー登録をされている人の”本当の勇気”は尊敬に値すると思います。

                    

 上の記事にジャイアンツの上原投手と難病の子供さんとの交流が紹介されていましたが、上原投手は個人的にも骨髄バンクへの登録をしているそうです。 もちろん、仕事の関係でプレーに支障の出ない事が前提での登録だと思われますが。 前にテレビなどで紹介されていましたが、”どこかの球団”の藤川投手も骨髄バンクへの登録をしているそうです。 いくら鍛え上げられた肉体を持つプロ野球選手とは言え、背骨から骨髄を採取するとなるとやはり痛さは... 彼らは野球選手としてのプレーそのものも超一流ですが、他人の為に痛みに耐える覚悟をする人間としての凄さも持ち合わせているところは大いに尊敬に値すると思います。

 外国人の男で腕などにタトゥー(入れ墨)をしている人がよくいますが、あれは確か痛みに耐えて身体に彫り物をする事で男らしさを表現しているのだと聞いた事があります。 痛みに耐えられる男子を”男”だとすれば、上原投手や藤川投手の様に他人の為に痛みに耐えられる人は”男の中の男”だと私は思います。 ジャイアンツ戦中継のテレビ視聴率が落ちているとか何とか言われていますが、それだったらせめて先発に復帰した上原投手の登板予定試合だけでもチャンネルを合わせて欲しいものです。 マウンドの上には”男の中の男”が居る、それを見るだけでも時間を割いてテレビを見る価値はあると思います。

 世の中、自分さえ良ければいいと言う考えや金が全てだと言う拝金思想などが個人や企業にはびこっている中、他人の為に激痛に耐える覚悟を決められる勇気のある”本当の男”の存在はこんな世の中に希望の光をもたらしてくれると思っています。 大リーグへ選手が流出してスター不足とか何とか言われていますが、スターは本当にいないとは思えませんけどね。 野球場に”男と男の闘い”を取り戻せばプロ野球の魅力も今以上に高まると思っています。

                    

 週末はレンタル屋で借りたDVD『必殺SP 仕事人 vs オール江戸警察』を見た。 必殺シリーズは藤田まことさん演じる中村主水と言う同じキャラクターでありながら水野忠邦の天保の改革の時代になったり、黒船来航の時代になったりと作り手の遊び心で時代考証お構いなしで楽しませてくれるものです。 今回の作品は必殺シリーズでも初期(『必殺仕置人』など)の作品を意識して作風も初期のハードボイルド調だったし、主題歌も当時と同じのを使ったりとなかなか良かった。 私としても参考になったかも。

                    

 通勤ルートになっている国道にマクドナルドがあって最近24時間営業になった。 毎日この店の前を通っていてふと思ったのだが、以前”管理職”として支払われなかった残業代を店長が裁判を起こして支払い請求した事件がありましたが、店長が求めているのは本当は職場環境の改善なのかも知れません。 24時間営業など、営業時間の延長で客の利便性は高まりましたが、今はアルバイトも簡単に集まらない時代ですし、営業時間が延びたのに店を任せられる人員が少なくて店長の負担が大きくなっているのではと思います。 会社側は管理職にふさわしい給与を支給しているのだから残業代は不要と裁判でコメントしていましたが法律上、裁判の争点に出来るのがたまたま残業代だっただけで、本質的な希望は職場環境の改善なのでは。 具体的には店を任せられる(正社員の)副店長を店に付けるとか。

 会社は都合の良い部分だけ”管理職”として解釈し、でも本当の管理職らしい権限は無い...とか。 ちょっと関係無いですが書いていて不意に連想したのがプロ野球界も選手を都合の良い時だけ選手を個人事業主として扱い(社員なら認められない一方的な解雇など)、今回の件では社員として扱っているから肖像権は渡せないとなるのだと思います。 ただ、ゲームやプロ野球カードなどに一部の選手だけ肖像権を盾に商品を出せないとか、ファンに不利益が発生しない様な”紳士協定”を機構側と選手会の間で取り決めれば良いと私は思っています。


 ...以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする