廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

人の運命は...

2008-09-09 22:22:22 | Weblog
 先週末はレンタル屋で借りた歴史ドラマ『明智光秀 -神に愛されなかった男ー』を見た。 主人公の明智光秀を演じるのは唐沢寿明さん、なかなかイメージに合った演技でしたね。 光秀の妻を演じる女優は長澤まさみさんです。 劇中の年齢設定より若過ぎる気もしますが、まあまあいい演技だったのでは。 スペシャルドラマにしては劇中のセットや衣装など大道具・小道具もしっかりと作られていますし本格的だなと思いました。 それと信長を描いたドラマや映画は多いのですが、この作品では今までさらっとしか描かれた事の無い比叡山延暦寺焼き討ちをしっかりと描いているところに好感を持ちました。 個人的には本願寺との石山戦争をしっかりと描いた信長ドラマや映画も将来的には作って欲しいですね。

 作品で不満だったのは終盤、つまり本能寺の変から光秀の死までのストーリー展開で、史実と全然違う荒唐無稽なお話になっていましたので。 史実では後先の事を考えずに信長を殺してしまい、恩知らずの逆臣として婚姻関係にある(親戚)の細川藤考細川忠興親子すら味方に付いてくれず孤立無援の中、中国大返しで畿内まで戻ってきた秀吉の大軍に山崎の合戦で破れ、本拠の坂本城に逃げる途中、落ち武者狩りの地元民に殺されて首は本能寺の焼け跡に晒されたそうですが、この物語はあえてそこを変える事により、光秀に誇りある死を与えて名誉を回復したいのかも知れません。 これも一種の”日本的鎮魂法”ですからね。 ドラマの最後に”この物語はフィクションです”と書かれていたのが印象に残りました...


 話は逸れますけど劇中に登場した坂本城を琵琶湖の畔に再建して欲しいですね。 同じく光秀が建てた福知山城をモデルにした天守閣を上げ、城内に日本庭園や資料館、それとプレジャーボートマリーナを取り込んで水城としての機能も再現するとか。 城下町から比叡山延暦寺への参道に繋がる様にして延暦寺も昔の規模へと再建し、1000年後に延暦寺と坂本城を両方セットで世界遺産に指定してもらうとかそんな事をドラマを見ながら考えていました...

         

浅尾美和選手の妹、交通事故で死亡(朝日新聞) - goo ニュース

 17歳ですか...痛ましいですね。 もちろん人の死の悲しみに年齢は関係ありませんが。 今は昔と比べて交通事故って減っていてドラマでも『タッチ』(あだち充さん・小学館)みたいに登場人物が事故死するケースは見なくなったと思っていますが、それでもやはり年間相当数の死傷者が出ているのですよね。 残された人の悲しみを少しでも無くす為にも交通安全運動を徹底して欲しい(ただし警察による”罰金狩り”は別...)ですし、少なくとも飲酒運転や路上駐車など交通事故を誘発する様な行為は徹底的に取り締まるべきだと思っています...

          

三笠フーズが全従業員解雇 契約社員で事業継続(共同通信) - goo ニュース

 農薬などで汚染された工業用の米を食用に転売して利ざやを稼ぐなんていくら何でも酷過ぎる。 日本の商業倫理もそこまで堕ちたのでしょうか? 会社が潰れるかどうかの瀬戸際に追い込まれて止むを得ずやったとしても、こんな事いずれはバレるのですから... この会社も従業員の雇用に手を付ける前に先にやる事があるのではと思いますけどね。 それにしてもこんな大それた事を本当にこの社長だけでやったのでしょうか? 工業用の米を食品会社に売るなんて事が何故出来たのでしょうか? もしかしたら他にもこの”横流し”に絡んでいる大物が居て、稼いだ利ざやの一部を”上納”されていたのでは...? 「三笠屋...お主も悪よのう。」みたいな感じで。 グルジアでは紛争が起こりましたし、必殺仕事人ソレスタルビーイングが現実に必要だと思えるなんて、本当に嫌な時代になったものです...

          

アニメから見る時代の欲望 「快感原則」を忘れるなかれ 谷口悟朗監督「コードギアス 反逆のルルーシュR2」(3)(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

 『コードギアス 反逆のルルーシュR2』は相変わらず面白いですね。 私は第22話まで見ましたが、ナナリーが生きている事は私も含め誰にでも予想出来ましたけど、まさかあんな再登場をするとは思わなかった... 毎回毎回、見ているこっちが唖然とする様な”どんでん返し”を持って来るのだから一体どんな人がこんな脚本を考えて書いているのかと思いますよ。 私も見習いたいですけど、こんな波乱万丈なストーリーはとても思い付かないですね。 もっと勉強しないと... あと3話か4話だと思いますけど、一体どこまで行くのか、この物語は。 ここまでやっていると結末をどうするかが難しいですし...

 この記事に「まず、作品は赤字を出さない事が大事です。」とありましたけど、これはまさに正論ですね。 アニメにしてもゲームにしても映画、ドラマ、音楽、それにプロ野球やJリーグなどのプロスポーツにしてもあらゆる文化全般に言える事ですからね。 赤字ばかりで製作スタジオや会社、球団など”作り手”が潰れてしまっては次の作品を作れなくなって文化も失われてしまいますから。 全部黒字とまでは行かなくても要所ではヒットを出して”作り手”が生き延び、次の世代に引き継がれてそれが100年、200年と続いて”伝統文化”などと呼ばれる様になる。 歌舞伎だって黒字をちゃんと出して来たから今は日本の文化財にまでなったのでしょう。 日本のアニメやゲームは100年後にどうなっているのか? そしてプロ野球やJリーグは100年後も伝統を維持しているのか? そしてトラブル続きの大相撲は...

        

 今日からカープはライバル・横浜とのホーム三連戦だ。 エース格のルイス投手が先発し、序盤で3-0とリードしたのでこれは楽勝だと安心していたところ、横浜の反撃に逢って追い付かれ、逆転された上に中継ぎ陣が炎上して終わってみれば8-3で完敗だった。 打線も序盤の3点からは横浜の先発・吉見投手を打てずにそのまま悠々と完投されてしまった。 どうも吉見投手とは相性が悪いな、特に市民球場で。 昔9回途中までノーヒット・ノーランやられた事がありましたし。 新球場では吉見投手との相性も変わるのだろうか...? とにかく連敗は許されない、明日は勝たないと。

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 ...以上です。
コメント
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