廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

温度差

2009-12-09 22:22:22 | Weblog
 今日の地元紙・中国新聞にサンフレッチェのエース・柏木選手が浦和に移籍すると書かれていた。 正式発表は後だが本人の意思はもう固まっているとのことで、スポーツ新聞の”飛ばし”ならともかくサンフレッチェ寄りの中国新聞が書くのだから完全に決まりだろう。 本来なら主力選手が今のクラブより下位になったクラブに移籍するのは合点が行かないが、クラブのブランド力と潜在力、それにサンフレッチェの今季の躍進に大きく貢献した柏木選手から見れば、自分が行けば来季はサンフレッチェと浦和の順位は逆に出来るくらいの自負はあるのでしょう。 自分の技術を売って金を稼ぐプロなのだからそれくらいの気持ちは持っても悪い事ではありませんから移籍自体はどうのこうのと言う必要はありませんし、サンフレッチェだって他クラブの選手に声を掛けて補強をやっていますからね。 それよりも問題は他のクラブやアマチュアの選手に”広島でプレーしたい”と思われる様なクラブの”ブランド”を作る事で、その為にも来季以降の成績が大事になりますが、前から書いています”専用劇場”の問題も...

 同じ日の中国新聞、スポーツ欄の柏木選手の移籍に関する記事の横にサンフレッチェの本谷社長のインタビュー記事が載っていた。 今季の成績はJ1復帰シーズンだった事も考えると満足で、集客面でも2万人越えの試合が4回、1万人を切った試合はわずか1回に減って順調に伸びていたと振り返り、更なる集客アップを目指す一方で”身の丈”経営を心がけると言われていたそうですが、何度も書いています通りホームスタジアムの広島ビッグアーチの交通アクセスは悪過ぎで、試合には満足出来てもスタジアムへの行き来でウンザリして熱心なサポーター以外は足が遠のくのではないかと思います。 ビッグアーチは元々交通の便が良いからと今の場所に造ったのでは無く、広島アジア大会をテコにした広島市郊外の巨大開発の一環として造られたスタジアムを造ったのだから利用してくれと使わされているだけでしょう。 公共交通手段がアストラムライン横川駅からのシャトルバスしか無く、どちらも広島市内から片道500円近く掛かって家族数人で試合を見に行ったらチケット代や飲食費も含めていくら掛かるか...かと言ってマイカーで行くと駐車場は遠くて今季は駐車場からスタジアムにシャトルバスを出す始末でオマケに行きも帰りも大渋滞... あそこは端から何万人もの観客を集めて”プロの興行”を行う事を想定して造られたのでは無い事が良く分かりました。 もっと利便性の良い場所にホームスタジアムがあったら今季の盛り上がりならあと10万人は観客数が増えていたと思います...

 今日の中国新聞の1面には2013年に広島の旧広島市民球場跡地全国菓子博覧会が開かれると書かれていました。 広島市は広島スポーツの”聖地”をどうしても”タダの公園”にしたいのでしょうかね。 全国菓子博なら広島中央公園広島城を利用すれば十分に開催出来るのですからそっちでやった方が広島フードフェスティバルの運営ノウハウも生かせますし良いと思うのですが。 旧市民球場の跡地なら広島バスセンターとも連結させてアストラムラインに市内・市外線のバス、それに広電の路面電車とも繋がって例えマイカーで来られなくなっても集客力が明らかに違います。 路面電車なら旧市内から共通150円ですし、バスにしたって乗り換え無しで来られるから交通費が今とは比べ物にならず、マイカーの客が少ないので大っぴらに酒も売れますからクラブの収益も一気に上がります。 ”身の丈”とはよく言いますけど広島の場合はホームスタジアムが便利な市内中心部に移れば”身の丈”はもっと大きくなります。 安易にビッグアーチを使えと思っている広島市にはその辺をよく考えてもらいたいですし、今の秋葉市長だってサッカー専用スタジアムの建設を公約に掲げて再選なさっているのですから...

                                 

ソフトバンクに内紛騒動勃発?!杉内がフロント真っ向批判(夕刊フジ) - goo ニュース

 事の発端はホークスが裏方さんの人数を大幅に減らしたのが始まりだったのでは。 それで給料の高い主力選手は”自前”で個人トレーナーを雇って試合後や登板直後などに身体の手入れをしてもらっていたと。 しかし”外部”の人間を様々な機密情報の流れている”関係者以外立ち入り禁止”の場所に普通に出入りされては色々と問題があるので今更になって禁止して来たので反発もあるのだと。 杉内投手はFAにも大リーグにも興味は無い、引退までホークスに居るつもりだと言われていたと思いますが、球団との行き違いや対立が続くとFA取得後に出て行ってしまうかも知れませんし、今の内に和解する必要があるのでは。 それにしても事の発端となった裏方さんの大量解雇の原因は球団の経費削減策なのでしょうか。 その辺の根本的解決を求めるべきなのかと...

                           

W杯招致にJリーグ助っ人応援団構想 ブッフバルト、ジーコも(夕刊フジ) - goo ニュース

 以前の2016年オリンピック東京招致での演説、私的にはあの無名アスリート少女は良かったと思いましたけど世界的なアピール力としては不足だったと言う事ですか。 あの少女は”切り札”だったそうですけど、どうせなら国内の支持を集める為にもっと早い段階で日本国内向けにスピーチさせるべきだったですね。 それでこの”教訓”を生かして2018年以降のワールドカップ招致では国際的に名が通った”助っ人”をと言う事で、洒落じゃありませんがJリーグで助っ人外国人選手として活躍した有名人を招くのですね、いいアイデアだと思いますよ。 Jリーグの初期にはヨーロッパや南米で活躍したスター選手が何人も来てプレーしてくれましたし...



 その2018年以降のワールドカップ招致の為、大阪の梅田北ヤードに大型サッカー専用競技場を造る構想が持ち上がっているそうで。 ここは大阪の中心地・梅田JR大阪駅の北側にあった巨大貨物駅の跡地を再開発する計画の場所で、まだ用途が決まっていない区画が残っているのでそこに建てると言う事でしょう。 ワールドカップの時には8万人から10万人収容で造り、大会が終わったら2万人分くらい収容人数を減らして”Jリーグ仕様”に直す予定だとか。 J1復帰の来季から長居第2球技場を本拠地とするC大阪が集客の見込める浦和戦などでの利用をしたいと申し出ているそうで、私としては代表の国際試合とC大阪、G大阪も本来の本拠地と利用する”日本のサン・シーロ計画”を考えていますけどどうなるのか。 エキスポランド跡地での”専用劇場”建設を進めているG大阪の方はどうなるのかも気になりますね。 それにしても大阪に造ると言う事は首都での決勝戦開催は諦めたと言う事なんですね...


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 ...以上です。