カープ緊急事態

　今日のカープは福山市民球場に移動してバファローズと対戦したのですが、１０－２１と信じられないスコアで惨敗してしまいました。　試合はカープが二軍で活躍してソリアーノ投手と入れ替えで一軍に帰って来たジ・Ｏことジオ投手、バファローズが近藤投手の先発で始まり、ジオ投手は初回に後藤選手とＴ－岡田選手の連続ホームランでいきなり２点を失ったのですが、カープも２回に石原捕手のホームランで３点取って一気に逆転、これで乗って行けるかと思ったジオ投手ですが直後の３回に同点を許し、打線がすかさずその裏に勝ち越したのに４回にはまた連打されて荒金選手のホームランで一挙５点を奪われて逆転されてノックアウトされてしまいました。　しかし打線はそれでも食い下がって石井（琢）選手と代打した”鯉の狩人”赤松選手のタイムリーで３点を返して１点差に追い付き、これからと言う６回に中継ぎで登板したベテラン左腕・高橋（建）投手がバファローズ打線に捕まってプロ野球記録に並ぶ打者１０人連続安打を食らって８点を奪われて試合を決められてしまいました。　高橋投手も疲れているのだと思いますが二軍で休ませるにも代わりが．．．　打線はそれでも諦めずに７回に２点、９回にも１点返すのですが、投手陣は７回に１点、８回にもまた一挙４点を失って終わってみれば２１失点の屈辱．．．　先週、故障で出遅れていた大竹投手が復帰してようやく先発投手陣に駒が揃い始めて来たと思ったら、今度は中継ぎ陣が壊滅してストッパーも不在とは、一体どうしたらこの”緊急事態”を打開出来るのやら．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

リニア沿線各県、直線ルート案に傾く　長野も反対せず(朝日新聞) - goo ニュース

　今回のリニア中央新線構想はＪＲ東海が自前で建設するそうですね、これでは所要時間も建設費も安くなる最短距離ルートになるのは当然です。　どうしても諏訪地域を通って欲しければ長野県側も”遠回り”させた部分の建設費を負担してもらわないと筋が通りませんから。　ＪＲとしては飛行機や料金の安い高速バスなどとも競争しないといけないのに、地元の要望に政治家なども介入して遠回りさせられた東北新幹線での経験もあるからでしょう。　東北新幹線は今度八戸から新青森まで延びるそうですが、青函トンネルはとっくに開通しているのだし遥か昔に札幌まで延びていないとおかしいのですけどね。　リニアが広島まで来る事は無いでしょうし他人事ですけど鉄道好きとしてはＪＲに頑張ってもらいたいものですね．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

新首相は「前任者のアンチテーゼ」、世襲でないと強調する英米紙(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース

　首相交代と騒いでいますけど参議院選挙は迫っており、それに勝たないと”超短命政権”になってしまう、だからこそ民主党の他の有力候補は党代表選挙にあえて出なかったのですからね、皮肉な事にそれによって世襲では無い一般家庭出身の首相が誕生した訳ですね。　管さんだってここまで上り詰めたのだから全くの”無傷”な訳も無いのですけど少なくとも代々政治家みたいな出自の人では前首相と変わらないと言う事になって選挙に負けるから管さんに”出番”が回って来たのだと思います。　ここで管首相が今までの”二世・三世”首相とは違うと言う事を”結果”を出してアピールして参議院選挙に勝てば当然ながら首相を続けられるでしょうし、管さんが果たして選挙までの短い時間で何をやって来るか、私も注目しています．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　それにしても今のカープの状況はちょっと良く無いですね、勝てない上にチームの雰囲気も端から見ればあまり良く無い様に感じます。　普通は”新人監督”にはファンも一年目だから大目に見る様なところもあるのに、掲示板とかを見るとかなり批判的な論調も見られますし。　このままズルズルと負けて一度もプレーオフ出場争いに絡まないままで負けた場合はオフにも色々ありそうな予感もあります。　私が思うに、投手陣に関してはそれなりに上手く行っていた去年までのやり方に戻すべきなのではと思います。　去年のやり方で悪かったのは先発投手が余裕で投げ切れる様な試合展開でも球数が多いと言って１００球程度であっさり降板させて中継ぎ陣を投げさせた為にシーズン中盤以降に息切れした事で、その点だけ直せば良いのではと。　それがどうしても嫌だと言うのなら一軍と二軍の投手コーチを交代させるしか無いのでは。　守備に関しても去年目立った雑なプレーだけ直せば良いのですけど妙なこだわりでチームの看板になっていた守備力を低下させている感じもします。　走塁面では去年より格段に良くなっていると思います。　今度の交流戦後の予備日と、オールスター休みの間に何らかのテコ入れを行わないと、下手をすれば投手陣に大量の故障者を出させた大野コーチはもちろん、野村監督とも今季限りで．．．と言う事態になりかねないのではと。

　野村監督について気になるのは、表情がいつも怒っているみたいでファンから見ると近寄りがたい様な雰囲気がある事です。　”客商売”でもあるのだしもっと見る人を安心させる様な笑顔も見せるべきではと思います。　まさかニコニコしていたら選手やファンにナメられるとでも思っているのでしょうか．．．？　引退試合で「子供たち、野球は楽しいぞ！」と言ったのは野村監督ですが、プロだったら野球を楽しんではいけないのか、それとも監督となって立場が変わったら事情も変わるとでも？　確かに昨シーズン終盤にはプロらしからぬ初歩的なエラーなどもあって引き締めなくてはいけなかったのは事実ですけど、真剣に集中してプレーする事と楽しむ事は両立出来ないのでしょうか？　さすがに今は”鉄拳制裁”みたいな事はしていないと思いますけど今の状況はベンチの中が修行僧の集まる山中の寺院みたいな雰囲気になっているのでは？　そう言うのは今の若者気質には合わないだろうし、皮肉にもいつもニコニコしている前田（健）投手が今のチームで最も結果を出している現実を考えれば、まずはベンチの中の雰囲気を変える事から建て直しを始めるべきでは．．．？



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　．．．以上です。