廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

ザ・ディクテイター

2010-06-21 22:22:22 | Weblog
 昨日、私はマツダスタジアムにカープの応援に行って来たのだが、同じ日に旧広島市民球場では旧市民球場フォーラムなる集会が行われていたのだそうです。 私自身はこの運動からは距離を置いていたのですけど、本通商店街永井紙店の社長さんを中心に色々な立場で性急な旧市民球場の解体に反対する(注:旧市民球場を絶対に壊すなと言っているのでは無い、一方的に決めるのでは無く市民の意見を聞いた上での議論をしてから考えるべきだと言う事)人達が集まっていたそうですけど、メディアがほぼ無視した事もあって参加者は意外と少なかったみたいですが、今日の新聞各紙をチェックした限りでは”御用”いや中国新聞の片隅にだけこの集会の事が小さく載っていました。 もちろんまだ正式に市議会での採決がされていないからではあるでしょうけど...

 市民の意見を聞く振りをして実際には無視し、最初から公園にすると言う結論ありきで強引に今回の決定をした秋葉市長と広島市の役人、そして盲目的に賛成した”マンセー市議”達には腸が煮えくり返る思いですが、そもそもこんな事になった最大の原因は私も含む広島市民の市政への無関心です。 例えば広島市議選において私は候補者達のプロファイルを新聞記事などで一応確認した程度で”何となく”投票していましたが、今回の旧市民球場再開発問題に接する中である市議さんのブログ(http://ameblo.jp/ganpaku/)を見てこんな熱い気持ちで市政に励んでおられる人も居る事を知り、市議会議員候補の方達のものの考え方をちゃんと熟知してから投票するべきだったと後悔しています。 私が何も知らずに票を入れてしまった市議さんも、もしかしたら今回の採決で杜撰な”タダの公園”計画に賛成していたのかも知れないと思うとやるせないです。 旧市民球場をみすみす壊させた責任は私にもあります...



 今の市長だって私は彼が何を考えているかチェックもしないでサッカー専用スタジアムを造ると言う大嘘公約を信じ込んで投票してしまいました。 あの時の最有力な対立候補はかつてカープの監督として黄金時代を作った古葉竹識さんでしたが、東京暮らしが長くて広島の実情をご存じ無かったのか”広島にドーム球場を!”などと唱えてられたのでいくらカープファンでも投票する気にはなれなかったのを思い出します。 今となってはまさかサンフレッチェのクラブ自身が求めているサッカー専用スタジアム建設を実現するどころか妨害して公約に欠片も入っていなかったオリンピック招致を強引に進めるとんでもない男だったとは思わなかった。 彼のお陰で広島市はこれから”タダの公園”に市民税を未来永劫、無意味に注ぎ込もうとしているのだと思うと...

 旧市民球場の解体が決まった翌日、カープの野村監督は思い出深い旧市民球場が形として無くなったとしても自分達やファンの心には永遠に残ると言われてましたが、それはそれとして今回の旧市民球場跡地問題は広島市民一人一人が市政にもっと積極的に関わらないといけないと目覚める”革命”の始まりになると思います。 来年の広島市長選や、統一地方選における市議選の候補者さん達で今回の旧市民球場に反対だった方や、市内中心部にサッカー場を造って賑わいを呼び戻すべきだと考える方は是非ともその事をハッキリとマニフェストなどに明記して選挙に臨んで頂きたいです。 この私も今度こそしっかりと見定めて”真の広島愛”のある人や、スポーツを通じて広島の街の”成長戦略”を描ける人を応援し、民主的で活気のある広島を取り戻して行く所存です...

                                

蝕まれる日本製コンテンツ:山本一郎(イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役)(Voice) - goo ニュース

 工場が人件費の安い新興国に移転するなどして”空洞化”が進んでいる中、アニメやゲーム、漫画など日本のコンテンツ産業は日本からの貴重な”輸出産業”として期待が高まりますね。(もっとも海外への下請けはやっていますが) しかし海外では輸出する前に現地で海賊版が安価で出回るなど、日本から商品を持って行っても思う様に売れない事もありますね。 その辺の海賊版対策はこれから重要になりそうです。 それと新興国では高過ぎる日本製コンテンツの値段を下げる為に現地語版の翻訳・製作やDVDに焼いて”商品”を作る作業とかも現地の人を雇ってやったコストを下げた方が良いかも知れませんね...



 現在、サッカーワールドカップの南アフリカ大会が開催中で私の周囲でも珍しくサッカー談義で盛り上がっていますが、よく考えてみれば広島でワールドカップは開催出来るんですよね。 方法は簡単、サンフレッチェが求めている3万人以上収容のサッカー専用スタジアムを建設してクラブを支援する事です。 だって収容人数40000人くらいのカシマサッカースタジアムは2002年日韓大会に続いて2022年大会の候補地にも立候補しています。 同じ規模のサッカー場があれば広島でも当然立候補出来ます。 現に先日、日本が2022年大会の開催に手を挙げた時、何で広島の名は無いのかと海外プレスに突っ込まれてサッカー協会も答えに苦慮していたそうですから。 広島で無理なのは開幕戦と準々決勝以降、および日本戦くらいで、今やっているグループリーグの日本戦以外なら広島に呼ぶ事は難しくありません。 少なくともオリンピック開催よりは余程確実に実現出来る大型イベントのはずですが...

 来年の市長選挙と市議会議員選挙において、本当に広島の為を思っての”成長戦略”を描いて未来を作ろうとされている方は、是非ともワールドカップ招致を公約に掲げて頂きたいです。 アメリカや中国、オーストラリアなどが優先される可能性があり、2022年大会は落選するかも知れませんし、その際に改めて開催地の立候補を求められた場合は広島市もサンフレッチェの”専用劇場”を舞台にして立候補するべきだと思いました。 ワールドカップ招致に賛成するか否かは来年の広島の行方を占う選挙の争点になると思いますし、郊外開発では無く旧市内の再活性化を目的としたまともなオリンピック招致プランもまた”成長戦略”であり、これに賛成するかしないかで”旗幟鮮明”になると思います。 これからの子供達の為、選挙と言う民主的な手段で広島の街を”チェンジ”しましょう!!



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 ...以上です。