彼にといっても役ではあるが、惹かれるのは憧れるという方が正しいが、その中の言葉で選択という話が合った。
(再追記)後で読み返すと当時は当たり前の場面だったのに誰だか分からなく成るので、憧れる彼とは勇者の事であるはず。
その言葉が胸に刺さる。傷ついた時と困ったとき。人は選択を誤る。確かにという感じだ。自分が正にこれに尽きていると思う。肝心な時の選択。
亡くなった伯父さんの家に行った時のことだ。何をしに行ったかといえば犬を引き取りに行った。
犬が居ることは知らなかったが、一度父たちが山荘の深い森ともいえる家に行った時に犬の鳴き声がして、何日もご飯を食べていないという感じだった。
可愛そうだということで引き取りに行ったのだ。勿論、うちでは飼えないので、そういう算段をしたり色々である。
なにしろ父は伯父さんを嫌っていたので、こちらにまで影響があるとは思っていなかった。勿論、私も影響があるとは思っていなかった。だが私は嫌ってはいない。ただ金が無いのではあるが。
いつの間にか離婚もしていたらしい。
犬を引き取りにいった後に、私は靴とドッグフードを忘れた。故に、もう一度次の日に行った。
その時に、改めて見ると家はそれは酷い状態で一見すると、人様が見てもお化け屋敷だし、私が見てもお化け屋敷に見えるほどだ。こんな状態で生活をしていたのかという程だ。
その時は未だ電気が流れていて、冷蔵庫もテレビの主電源も点いていた。冷蔵庫のその前に小学五年生の頃の妹の未だ生きている娘の写真が貼ってあった。冷蔵庫から物を取るときいつも見ていたと思われる写真が貼ってあった。
その写真は娘の写真があるの?っと尋ねた時に何時も財布に持っていたものと同じだった。散乱する写真集の束に、製本されたアルバム。
部屋を見渡すと伯父さんの生きていた視線と気持ちが、痛いほど伝わってくる。これは心理を勉強しているから尚更なのだろうか?自分でも分からない。
台所の散らかり様と、全く使われていないガスレンジ、斜めに成った簡易式ガスコンロ。これで食事をしていたのだろうか。足元には調味料の器が散乱している。
そして黒くなった浴槽と黒く成った洗い場。そこに入ったもう一つの冷蔵庫。
動いていて写真が貼ってある冷蔵庫がどうしても、開けられなかった。
電気が入っていたのでそれほど腐ってはいなかったであろう。でも、開けられなかった。
開けられなかった理由はリアルな生活実態が見えるという、その現実と実態に耐えられなかった為と、もう一つはその写真が本当はその冷蔵庫を開けるのは娘である気がしたことであった。
自分は許可なしに冷蔵庫を開けることが出来ない。昔、母方の家で注意され叱られたことがあるから冷蔵庫を開けるという行為には特別な意味がある様に感じる。昔は許可を取るのも許されなかったし、開けることすら許されなかったからだ。
だが、前述前半の選択の意味と後半の意味も超えて見るべきでもあったのかもしれないと思う時もある。何故って生きている伯父さんには二度と会えないのだから。。
たしかその時は火葬する前だったから、それを開けてしまうと認めるという行為に繋がるという意味が合ったのかもしれない。
蛇足 自分にとっての伯父さんという記事がどうしても纏まらない。ということを付け加える。
(再追記)後で読み返すと当時は当たり前の場面だったのに誰だか分からなく成るので、憧れる彼とは勇者の事であるはず。
その言葉が胸に刺さる。傷ついた時と困ったとき。人は選択を誤る。確かにという感じだ。自分が正にこれに尽きていると思う。肝心な時の選択。
亡くなった伯父さんの家に行った時のことだ。何をしに行ったかといえば犬を引き取りに行った。
犬が居ることは知らなかったが、一度父たちが山荘の深い森ともいえる家に行った時に犬の鳴き声がして、何日もご飯を食べていないという感じだった。
可愛そうだということで引き取りに行ったのだ。勿論、うちでは飼えないので、そういう算段をしたり色々である。
なにしろ父は伯父さんを嫌っていたので、こちらにまで影響があるとは思っていなかった。勿論、私も影響があるとは思っていなかった。だが私は嫌ってはいない。ただ金が無いのではあるが。
いつの間にか離婚もしていたらしい。
犬を引き取りにいった後に、私は靴とドッグフードを忘れた。故に、もう一度次の日に行った。
その時に、改めて見ると家はそれは酷い状態で一見すると、人様が見てもお化け屋敷だし、私が見てもお化け屋敷に見えるほどだ。こんな状態で生活をしていたのかという程だ。
その時は未だ電気が流れていて、冷蔵庫もテレビの主電源も点いていた。冷蔵庫のその前に小学五年生の頃の妹の未だ生きている娘の写真が貼ってあった。冷蔵庫から物を取るときいつも見ていたと思われる写真が貼ってあった。
その写真は娘の写真があるの?っと尋ねた時に何時も財布に持っていたものと同じだった。散乱する写真集の束に、製本されたアルバム。
部屋を見渡すと伯父さんの生きていた視線と気持ちが、痛いほど伝わってくる。これは心理を勉強しているから尚更なのだろうか?自分でも分からない。
台所の散らかり様と、全く使われていないガスレンジ、斜めに成った簡易式ガスコンロ。これで食事をしていたのだろうか。足元には調味料の器が散乱している。
そして黒くなった浴槽と黒く成った洗い場。そこに入ったもう一つの冷蔵庫。
動いていて写真が貼ってある冷蔵庫がどうしても、開けられなかった。
電気が入っていたのでそれほど腐ってはいなかったであろう。でも、開けられなかった。
開けられなかった理由はリアルな生活実態が見えるという、その現実と実態に耐えられなかった為と、もう一つはその写真が本当はその冷蔵庫を開けるのは娘である気がしたことであった。
自分は許可なしに冷蔵庫を開けることが出来ない。昔、母方の家で注意され叱られたことがあるから冷蔵庫を開けるという行為には特別な意味がある様に感じる。昔は許可を取るのも許されなかったし、開けることすら許されなかったからだ。
だが、前述前半の選択の意味と後半の意味も超えて見るべきでもあったのかもしれないと思う時もある。何故って生きている伯父さんには二度と会えないのだから。。
たしかその時は火葬する前だったから、それを開けてしまうと認めるという行為に繋がるという意味が合ったのかもしれない。
蛇足 自分にとっての伯父さんという記事がどうしても纏まらない。ということを付け加える。