De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

先送りできない日本

2011-06-18 20:50:34 | 震災と復興
先送りできない日本

池上彰


ご存じ池上彰である。本の表題で大体中身がわかってしまう。
海外からも言われることだが、日本は政治のレベルは低いが、国力を支えているのは国民であり、民間である。しかし、政治が足かせになってしまっては前には進めない。
これ以上先送りのできない状態になっていることはだれの目からも明らかである。

菅さんが退陣するなら、その前にやってしまってほしかったものの一つが、彼が言いだしたTTP参加である。これがまた先送りされれば、大震災後の日本は極めて中途半端な経済体制のまま中国韓国などから引き離されて脱落して行くことは明らかである。
TPPで日本の農業が壊滅するなどとんでもない勘違いである。
そのことをわかりやすく解説している。

いままでの延長線でなく、戦後復興とそれに伴う改革を受け入れたと同じように、日本人は変化を受け入れなければならない。

守旧的な自公政権では改革に踏み出すことはできない。しかし頼りにした民主党はこのことについてまとまりもなく、何しろ無知そのものだ。戦後、占領政策によって初めて国を変えることができたという見方もあるが、まさか今の政治家には任せておけないということは、もう一度米国に日本の行く末を決めてもらはなければだめということではないでしょうね。

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1 コメント

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資格試験 (権兵衛)
2011-06-19 09:20:36
いろんな職種に資格試験がある。国政を担う政治家になるに、何にもない。選挙だけ。これは一つの関門だけど、立候補者の中から選ぶという問題がある。立候補者が優れた人たちばかりだといいのですが。何らかの閾値(例えば思考力、実行力)を設定したいですね。つまりは立候補資格。
代議士秘書や二世なんてことを許してることは現役のコピーばかり集めることになりませんかね。
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