三島散歩 ～ 搗屋（つきや）のみち～三島広小路 ～

『楽寿園（らくじゅえん）』前にある通りから一歩中に入ったところに、「搗（つき）のみち」の案内があります☆



搗く（つく）の意味は、玄米をついて白米にする作業のことですが、きっとこの道沿いではその作業をされる方々がたくさん住んでいたのかもしれませんね☆

案内に沿って歩きますと、通りに沿って小さな川が流れています☆



綺麗ですね～☆

軒先を流れる、、、いってみれば側溝に近い川が透明度１００％なんですからね～☆


身近に豊富な水があるのはとても癒されますね☆
しばらく流れを眺めていると、とても気分が落ち着いてきます☆


旧東海道に出て、右（西）方向へ向かいますと伊豆箱根鉄道の「三島広小路駅」に到着します☆



三島からの最初の駅ですが、この辺りは三島でも有数の繁華街になっています☆
江戸時代からの名残でしょうか、飲食店が集中している地域です☆



その昔、この駅から沼津駅までの区間に路面電車が走っていたんです☆
「伊豆箱根鉄道軌道線（旧駿豆電気鉄道）」といって、1906年（明治39年）11月に開業し、1963年（昭和38年）2月に廃止されるまでの５７年間走り続けました☆

当時のホームの面影は駅に隣接したタクシー乗り場に見る事ができるんですよ☆



写真の左側の道路に線路が敷いてありました☆
静岡県は鉄道事業が意外と盛んだったことも分かりますね☆


三島広小路駅からすぐのところに、風格漂う、歴史的な建物が見えてきます☆



ここは「うなぎ」の老舗、『桜家（さくらや）』です☆
実は三島は「うなぎ」が名物で、市内には数多くのお店が点在しています☆

富士山からの地下水で「うなぎ」の体を綺麗にすることで、美味しい料理として提供されるんです☆
その中でも『桜家』は知る人ぞ知る名店と称えられています☆



お昼時は行列必至ですから、行列が嫌な人は１１時半までには入店された方がいいでしょう☆



昨今のうなぎ事情で価格や量が厳しくなっていますが、今日は「うなぎ重箱（２枚）」を注文します☆
２枚というのは、うなぎの半身になります☆



歩いた後は喉を潤しましょう（笑）☆



『桜家』は蒲焼はもちろん美味しいのですが、なんといっても「お米」がいいんです☆
産地は分かりませんが、とにかく美味しい☆

炊き方も含めて、重箱の作り方を知りたいですね～☆


『桜家』で小１時間過ごした後は、今度は東へ向かいましょう☆

三島は本当にいいですね～☆


『うなぎ　桜家（さくらや）』
055-975-4520
静岡県三島市広小路町13-2
営業時間　11:00～20:00
定休日　水曜日（祝日の場合営業）