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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

鬼飯 (おにめし)

2021-06-10 08:01:36 | 食べ物あれこれ

この日に釣れた8尾のオニカサゴさん。

オニカサゴは魚屋さんに並ぶことはまずありません、自分で釣るしかない希少魚。

この魚の特徴は、濃厚な出汁がでること。
その特徴を最大限に利用した釣り人料理が、鬼飯(おにめし)です。

頭、中骨、あらです。この日はたっぷり3尾分!

水から煮て、出汁をとります。
アクはこまめにすくいましょう。最後に昆布をくぐらせてグルタミン酸系の旨味を追加します。

ザルで濾して、出し汁完成。
塩、醤油、みりんを少々入れて、味を整えます。
ほんのりと塩を感じるかどうか、にするのがポイント。

出しがらも使います。

オニカサゴの特徴は、出汁をとっても身がダレないところ。
特に頭の部分には、頬肉、眼球肉、頭肉、鰭肉など、美味しい部位の宝庫。
これらをちまちまと採取します。

身肉は素焼きにしてやります。
これだけで食べても美味しいのですが、これをほぐして炊き込みご飯の具にします。

出汁を取った頭の肉と、素焼きの身肉をほぐしたもの。

お米を出汁で炊き上げます、これだけでも美味しい。

ほぐし肉をどっさりと乗せて、よく混ぜます。

白胡麻を振って、三つ葉を乗せて、鬼飯の完成!

翌日の鬼飯は、「おにおにぎり」にしていただきます(^^)。

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p.s. 久しぶりの葡萄酒、すんなりと空いた。


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