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この日に釣れた8尾のオニカサゴさん。
オニカサゴは魚屋さんに並ぶことはまずありません、自分で釣るしかない希少魚。
この魚の特徴は、濃厚な出汁がでること。
その特徴を最大限に利用した釣り人料理が、鬼飯(おにめし)です。
頭、中骨、あらです。この日はたっぷり3尾分!
水から煮て、出汁をとります。
アクはこまめにすくいましょう。最後に昆布をくぐらせてグルタミン酸系の旨味を追加します。
ザルで濾して、出し汁完成。
塩、醤油、みりんを少々入れて、味を整えます。
ほんのりと塩を感じるかどうか、にするのがポイント。
出しがらも使います。
オニカサゴの特徴は、出汁をとっても身がダレないところ。
特に頭の部分には、頬肉、眼球肉、頭肉、鰭肉など、美味しい部位の宝庫。
これらをちまちまと採取します。
身肉は素焼きにしてやります。
これだけで食べても美味しいのですが、これをほぐして炊き込みご飯の具にします。
出汁を取った頭の肉と、素焼きの身肉をほぐしたもの。
お米を出汁で炊き上げます、これだけでも美味しい。
ほぐし肉をどっさりと乗せて、よく混ぜます。
白胡麻を振って、三つ葉を乗せて、鬼飯の完成!
翌日の鬼飯は、「おにおにぎり」にしていただきます(^^)。
p.s. 久しぶりの葡萄酒、すんなりと空いた。
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