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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

唯一のアタリを逃してボウズ、東京湾マゴチ

2021-06-09 14:09:37 | 釣りレポ 2021

先日シロギス釣りでメゴチを泳がせてマゴチ狙いをしていたとき、ああマゴチが釣りたいな、という感情が萌芽して、その日はマゴチのアタリは無かったこともあり、では久しぶりに専門で狙いにいきますか、という気になりました。

どうせなら初めての船宿にしましょう、とやってきたのは子安のだてまき丸。
うちからだと、環2から屛風ヶ浦で産業道路に入って、首都高の屋根下を本牧からベイブリッジで大黒埠頭に行き、大黒大橋で生麦へ向かうと、信号がほとんど無く快適なドライブコースになります。

恵比須橋の袂に船着き場があります。
橋の向こうに見えるのは、見慣れた日本ビクターの横浜工場、だったはずが、オーディオ産業の凋落によって現在は佐川急便に売却されています。諸行無常なり。

マゴチ専用竿はこの一本、初代の幻波マゴチ210、昭和の竿です。
グラスにカーボンが巻きつけられたX構造、トップガイドはSiC。
この竿は、掛け調子と呼ばれていました。他に食わせ調子や乗せ調子なんて表記も見られた時代です。先調子、胴調子以外に微妙な表現をしていました。
ダイワが73調子、82調子などの表記を始めて、これがわかりやすくて合理的なこともあり、いまでは竿の調子はこれが標準的になっています。

リールは現役モデルのカルカッタ400F。
このリール、LTアジやカレイはじめもっとも出番の多いリールですよ。

だてまき丸マゴチは中オモリ15号。ハリス5号1.5mにスズキ針18号。
上の写真ではヒューズを巻いていますが、船長から「サイマキにヒューズは不要」と言われて外しました。

餌はサイマキ(才巻)。小型のクルマエビです。船代(9500円)に5尾が含まれ、船上では5尾500円で追加購入します。
これも昔はアカエビが手に入らないころの代替餌だったのですが、今ではシーズン前半の主流餌になっています。
丈夫なエビで、正しく針に刺すと半日も元気に泳いでくれます。

ベイブリッジ、帰路に撮った写真ですが。

港ヨコハマ。

最初のポイントはベイサイド入口から富岡沖でした。

近くに野毛屋のフグ船が見えます。舳先で竿だしているのはユキちゃん船長かな。

前半は落と潮があまり効かないなか、ぽつりぽつりと型がでます。10時をまわっていい感じの上げ潮が効いてきたところで、わたしにやっとこの日の初アタリ。

コツンときてそのまま待つと、クンクンとアタリが大きくなり、また待つとさらに大きいアタリがググッとやってきました。
ここが合わせどころ!と、カウンター合わせをすると、、、抜けた、、、(;_;)

あれ、早かったか?早かったとしか考えられない、エビ餌マゴチは5年ぶりだったこともあり、合わせの感覚が狂っていたのでしょうか。まあ、サイマキ餌はマゴチ釣りの中でも合わせのタイミングが難しいです。私の感覚だと、ソフトルアー<セグロイワシ<マイワシ<ハゼ<メゴチ<アカエビ<サイマキ、の順で合わせの難易度が上がります。

そんなことを考えながら、まあまだまだチャンスはあるだろう、と次のアタリを待っていたのですが、、、その後はアタリなしのまま沖あがり^^;

孫ちゃんにマゴチを見せてあげたかったけど残念、、しょんぼり。
と、落ち込んでいたところ、船長が「おかずにもってって」と、ボウズの人にストックマゴチを配ってくれました、ありがたや、、
さらに餌配りをしている常連さんの小泉さんが、自分が釣ったマゴチを「よろしければ持ってってください」とくれました、これでクーラーには2本のマゴチ、ありがたや、、
本日の船宿ブログはこちら

フローティングドックはるかVに見下ろされながら帰港です。

リベンジ券をゲット!
リベンジせねば^^;

孫ちゃんには刺身と唐揚げで食べさせてあげますかね(^^)

初めての船宿に行ったのでリストを更新しました。

[だてまき丸]
横浜市神奈川区恵比須町1
http://www.datemakimaru.com/html/

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p.s. 塩分とりすぎ。まあ、暑くて汗かいたからいっか....


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