
釣具屋さんでは、ほとんどの釣り竿がプラスチック(PET)のケースに入って売られています。
竿を買う時、みなさんは外装ケースはどうしているでしょうか?
近年ではレジで「ケース捨てといてください」と頼んで、ロッドと竿袋(またはベルト)だけを持って帰るようにしているのですが、昔は外装ケースごと持って帰って、それに入れて保管してました。
外装ケースで保管する難点は、かさばることです。
amazonのレコメンドメールみてたら、安いロッドケースが登場。LIXADAという中国メーカーのロッドケースで、容量はでかそうなのに2298円。これなかなか良いなと思いポチリ。
そんなわけで、古い釣り竿の外装ケースは破棄です。
懐かしい竿のラベルがあったので、ちょっとご紹介。
幻波シリーズは、シマノの人気ロッド。80年代のモデルですが、東京湾では愛用者多かったですよ。
幻波マゴチは、2.1mは先調子、2.4m, 2.7mは64調子という感じです。
この竿、初めて東京湾のカットウフグをやったときにも使いました、懐かしい。
倒産してしまいましたが、三崎漁具のアオリイカ長竿。
発売は2005年頃だったか?野毛屋がアオリ長竿釣法を提唱し、最初にでた専用竿です。
それまではメバル竿などが流用されてました。
これはアオリ長竿の専用竿が出る前に使っている人が多かったメバル竿、遊撃手。
名前の由来がよくわからないのですが^^;、ショートなのにロングな竿です。
もともと関西のメバル釣り用の竿でした。アオリで使うとしゃくり具合が非常に良いのですが、難点は弱いこと、このシリーズは2本折りました。
一世を風靡したコマセシャクリ釣法で人気のあったシドニーシャクリ。
横浜物流センターのオリジナルロッドです。ソリッドトップとチューブラトップの替穂式。
80号のサニービシLをしゃくる釣りで、シマノのアルゴス30-210、ダイワの剣崎30-210もよく疲れていましたが、当時名手と呼ばれる人はみなシドニーを使っていたように思います。これも80年代のモデル。
シマノが海攻シリーズを発売し、そのフラグシップモデルとなったのがこのリミテッド。
現在もなおフラグシップモデルとして現役です。これは初代、DBガイドモデルですね、95年くらいかな?
この竿の使われているカーボンブランクは非常に良いと思います、当時はコマセダイの竿は弱い竿もあって、コマセを振ると折れたりすることもあったけど、このブランクはしなやかでとても丈夫。
今は無きオリムピックの竿。インストラクター舞帆は汎用竿ですが、しっかりと作られた竿で、ワラサなど青物から、クロムツの深場釣り、遠征アカイカなど、いろんな釣りに使えました。
最近はこういう竿は無くなりましたね。
テンヤスミイカ釣りでは歴史的な竿、八景スペシャル。
昔も今もニッチなスミイカ市場ですが、この竿は以降のスミイカ釣りのお手本になった竿だと思います。
重いんですよね、250gもあります。
海攻シリーズのヤリイカ竿。
注目して欲しいのは長さで、今の時代からは信じられない2.55m^^;
昔は2.7mのイカ竿なんてのもありましたよ。
今はヤリイカ竿もスルメ竿も2mイカになってます、イカ釣りの考え方が昔と今では相当に違います。
2.55mの超先調子竿なんてもうこの先は出ないでしょう。
イカ釣りよりも、オニカサゴ釣りに活躍した竿です。置き竿で自然の力で誘うには、極先調子最高^^;
左のがま船ヒラメはいまだに愛用している先調子のヒラメ竿。
すべてのメーカーのヒラメ竿を手に取って、調子を綿密にしらべて、そして選んだという思い出の竿です。
右のプラスワンシーマを知っている人はけっこうマニアック。
日産からシーマが発売された頃の竿で、コマセシャクリ釣りに人気があった竿です。
これはイカ釣り初めてから2本めに買った竿だと思います。
CWPMイカ210、ウィスカー繊維を使ったダイワの高級モデルで、弾性が強いのが特徴。
この頃は、イカ釣りでは手巻きリールと電動リールが混在しはじめた時期で、電動リールはバレを防ぐために乗り調子(胴に掛かった調子)の製品が出ている時代でした。
手巻きの人はシャクリ調子、電動の人は電動調子、という具合でリールによってイカ竿が変わるという時代です。いまは手巻きでヤリイカやスルメイカやる人は絶滅しましたが、というかイカ釣りがどんどん深場攻めるようになってしまったので根性だけでは手巻き無理^^;
故・服部善郎さん監修のハリースペシャル。
当時は最高級の船竿でした、どれもこれもいい竿でしたが、この20B-180は鴨居シャクリのマダイにターゲットを当てた竿。鴨居シャクリが好きだった服部さんらしさが溢れる竿です。
立て釣りに続いて鴨居しゃくりも絶滅寸前、一つテンヤでさえもタイラバに凌駕されそうで、時代はほんとに変わりました。この竿は、アオリ乗合が始まった頃にも使ってました。その頃は、シャクリダイとアオリイカは同じ傾向の釣りだとみられてました。
こんな感じで、20本ほどを新しい竿ケースに収納できました。
今ではもう使ってない竿も多いんだけど、思い出も多くて、捨てるに捨てられない竿がたくさんあります、困ったもんだ。
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