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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

FOCUS 50th Anniversary Japan Tour "In And Out & Best Of FOCUS 2019" , Sep 22

2019-09-23 21:00:00 | 音楽

楽しみにしていたフォーカスのライブ!
23日のチケットは確保しているのですが、チッタの特設サイトを眺めていたら、「フォーカス・シリーズの楽曲No,1~11を2日間に分けて全曲演奏予定!」と、書いてある。
全曲聴きたい!というか、フォーカスなら2回でも3回でも観たい!
しかも、当日券があるらしい。
さらに、私は今日はヒマ!^^;

思い立ったらGo!

当日券を買いました。
先行予約よりも良い席じゃん^^;。
ど真ん中ステージ正面、前から15列目と全体が見渡せて音もよく聞こえるポジション。

メンバのみなさんも無事来日、右から2番めは誰だ?
※写真はチッタの特設サイトから

 タイス・ファン・レール (Keyboards,Vocals,Flute)
 ピエール・ファン・デル・リンデン (Drums)
 メンノ・ホーチェス (Guitar)
 ウド・パンネケート (Bass Guitar)

タイスとピエールさんは70年代全盛期のメンバーですよ。

フォーカスはLPやCDはけっこう持っていたのだけど、その後にボックスセットを買いました。
これは最高。再結成後のFocus8,9,10はこのセットで聴きこみました。

そしてまた、フォーカスはバリバリの現役バンド。
今年1月にニューアルバムをリリースしていますよ。これはボックスセットには含まれていないので後から購入。
ジャケはみんな大好きロジャー・ディーンですよ。

ライブは17時に開始。

フルートの調べが流れ、そして緞帳が開き、タイス登場。
オープニングはなんだろう、、?とわくわくしながら待っていると、"FOCUS"だ!

知らない人にはわかりにくいのですが、フォーカスというのはバンド名でもアルバム名でも曲名でも使われています。
例えば、フォーカス3というのは三枚目のアルバム名なんですが、その中にフォーカスIIIという曲が入っています。
フォーカスとつく曲名は1-11と11曲あり、今回のライブではそれらを2日間に渡って演奏するとのこと。

オープニングの"FOCUS"は曲名で、通称フォーカス1とも言われているものです。
これもインストと歌付きのがあるんですが、後半に歌が入ります。タイスの歌声に感動です。

そして、アノニマスをちょこっと触ってからフルート全開!のハウスオブザキング!
その音圧に押されたのか涙腺が緩みます。

続いてエラプション、フォーカス4と懐かしの曲が続きます。
どの曲もライブアレンジが入っていて、意外な展開が続きます、曲の演奏時間も長い。

タイスが次の曲を「シルビア」と紹介しても聞いたことのないギターのリフです。こりゃ聞き間違えたか?と思っているとリフがだんだんとあの高速カッティングに変化します。私が高校生の頃に最初に聴いたフォーカスの曲、シルビア、感動。

しかし、ここでアクシデント、ギターの弦が切れました。それでもギターのホーチェスさん、平然とプレイを続けます。
あれ?ポジション変えてるの?ハイポジションでシルビアのリードを弾いているように見えます、プロってこんなこともするのか、すごい、カッコいい。

と、曲よりもホーチェスさんのプレイに目がいったまま、ここで前半終了。
後半は弦を張り替えるのかと思ってたのですが、別のレスポールを弾いてました。これは予定なのか?明日わかると思います。

後半のオープニングは何だろう?
All Hens On Deck でした。アルバム、Focus X からの曲です。タイスのファンキーなボーカル(?)曲。
そして、続けて演るけど気にせんでね、と、Focus 5 & 6 のメドレー。
ホント、Focusと名がつく曲はどれも美しいメロディで、不思議な共通感があります。

最新アルバムからは、Who's Calling。この曲、タイスとヤンが犬猿の仲と言われながらも制作したDuoアルバムの中にも同名曲があります。FOCUS 11の曲は前の曲よりも激しく、絡みつくようなリードギターが続いていきます。ホーチェスさんのギター、叙情的でもありテクニカルでもあり、まさに今のフォーカスにぴったりあっているミュージシャンかと思います。

Focus 7, 8 のメドレーでしっとりとした泣きのギター、バイオリン奏法も炸裂、じんわりと聞かせます。
しんみりしたところで、タイスが叫びましたよ、ハーレムスカーレム!
ハードな曲の合間にギターソロ、ベースソロが入ります(ドラムソロはこの前にあった)。
ベースのバイオリン奏法って初めてみた。ギターのバイオリン奏法はポリュームを手でコントロールしていましたが、ベースは足ペダルを使っているようです。
そして、次はフルートソロ、インプロビゼーションのソロから徐々に聞き覚えのあるイントロに変化させるのはフォーカスのお家芸?タイスは左手でフルート吹きながら右手でオルガン弾いている!なにそれ、そんなのアリ?徐々に緊張が高まって、最後はもちろんこれしかないです、悪魔の呪文、ホーカスポーカス!
ドラムソロを交えて、長い演奏は、レインボーシアターのような殺気立った演奏ではなく、どっしりと地に足を付けた演奏のように思えました。
そしてタイスのあのメンバー紹介も健在、エンジニアの名前まで呼びあげて、客席は湧きます。
このエンジニアさん、アンコール前にエフェクタの調子が悪くなってしまったようでステージにも上がっていました。どうもこの日はホーチェスさんの厄日だったようです^^;

続いてアンコールはなんだろう?、、、Focus3だ!
ハモンドオルガンの懐かしすぎる響きに寄りそうギター、からのバイオリン奏法炸裂!涙がでますよ。
さらにA.Q.Q.A.と続き、本日のライブは終了。

最高でした。
明日も楽しみです。Focus2がまだ残ってるし,9,10,11もあります。
このエントリーは21時に公開しますが、その頃には翌日のライブが終わっている時間です。
2日間に渡ってフォーカスを堪能しおわって満足感に浸っていることは間違いありません(^^)

本日のセットリストはこちら。

1. Focus (歌つき)
2. Anonymus
3. House of the King.

4. Eruption
5. Focus IV
6. Sylvia
(休憩)
1. All Hens On Deck
2. Focus V & 6
3. Who's Calling
4. Focus 7 & 8
5. Harem Scarem
6. Hocus Pocus
(encole)
7. Focus III ~ Answers?Questions!Questions?Answers!

[Club Titta Kawasaki]
神奈川県川崎市川崎区小川町5-7
http://clubcitta.co.jp/

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