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この時期、いちばん気になるのはマダイ。
水温が上がり始めると浅場に上ってきます。
初島沖はまだ早い時期なんだけど、今年は冬場から水温があまり下がらず、ずっと食っていたので様子見をかねていってきました。
宇佐美港は東北地震による津波の被害はなかったものの、港は水が引いていて船を沖には出せない状況だったとのことです。
しかし、船長の話を聞くと、伊豆の人は地震慣れしてます。
揺れが収まったらすぐ緊急時の集合場所へ、今後の対応を決めて次の行動へ、という具合に地震の後の動きがみんな統一されるようです。
そういえば、わたしが高校生の頃、大島で地震があり、東伊豆は道路が崩れるなどかなりのダメージを受けたのを覚えています。その後、大島が噴火したし、三宅島が噴火したのも記憶に新しいところ。さらに30年以内に来るとされている東海大地震に備えなければならないし、伊豆の人達は日本で一番、地震耐性が強いかもしれません。
さらに素晴らしいのは、買占めがないこと。「ペットボトル2本も買うと他の人にいかなくなるっていって、みな1本しか買わない」てな具合です。まあ、これが普通ではあるんだけど、、、。
したがってガソリン不足もナッシング。
わたしは地震後に給油してなかったんですが、この日はガソリン満タンで帰ってきました、伊豆のみなさんありがとう(^^)。
さて、前置きが長いことから、釣れなかったことがわかるでしょうか^^;。
このところ食っている初島沖の80mラインから開始。
朝の一投め、トモの人の竿が絞り込まれるもバラシ。船長曰く「あのアタリはけっこういいマダイだった」とのこと。
すぐに私にもツンツンとアタリ、これはカイワリっぽいなと巻き上げるとハリスを手にしたところでバラシ^^;。
最初の流しの感じでは、マダイが釣れるのは時間の問題、と思いました。
しかし、次の流しからは、竿をグッと押さえるアタリはあるものの、竿を立てると重みがない。
チカメキントキのラッシュが始まりました。
船長もキントキから逃げるようにポイントを探るも、マダイのアタリはぱったり。
後半は冬場に攻めていた120mラインに行ったところ、この日はじめての1kg級のマダイが顔をだしました。
そこでやる気アップ。しかし、今度はサメ攻撃^^;;。
けっきょく、ハナダイとキントキでエンド。
船では他に、カイワリ、アジ、サバ、ユメカサゴなどが混じってました。
状況としては、潮が動かなかったせいでマダイの活性が低く、外道の活性が高いという感じ。
初島まわりのマダイ、本番はこれから。また行きますよ。
[宇佐美 富八丸]
http://blog.goo.ne.jp/tomi8maru
http://www.turiyado.com/report.asp?cid=tomihachi
http://e-turibune.com/tomihachimaru/
集合は船付場↓
確かに伊豆の人たちは防災(特に地震)には意識かなり高いでしょうね
買い占めがないのは、意識レベルが高いだけではないんでしょうけどね
マダイちんのご機嫌はお悪ぅ~ござったみたいですにゃ
でも、災害があったときに、一人じゃどうにもならないこと、みんなで助け合わなければならないことは、実体験をもって知っていますね。
買占めよりもみんなで分け合うという意識になるのも、当然かなと思いましたよ。
で、春のボウズは珍しくないっ!^^;
次はまた深場で行ってみよー!(^^)