10月の終わりから業界内では(悪い意味で)ホットな話題となっている、国交省の救命いかだ導入についてです。
ごく簡単にまとめると
・観光船の事故をきっかけに、国交省が新型の救命いかだ等の導入に関する省令案を公開。
・新型いかだは、遊漁船に適応したものとは言えない。
・新型いかだ導入の省令案が、当事者(=遊漁船関係者)を入れずに検討、決定された。
・新型いかだの導入により、遊漁船業者は経済面、安全面でマイナス効果を受ける。
・観光船には補助を行うのに、遊漁船には補助を行わない。
・この法案により、遊漁船は経済的打撃を受け、廃業せざるを得ない業者が出る可能性がある。
といったところでしょうか。
この問題が、やっと一部の一般マスコミでも報道されるようになりました。
- 遊漁船の救命いかだ義務化に反発 「KAZUⅠ」事故受け国交省が急きょ方針転換 パブリックコメントを募集(スポーツ報知)
つり情報誌のFacebookでは、まっさきにこの問題を取り上げ、続報も随時掲載されています。
→ 急告‼︎遊漁船へ救命いかだ等の搭載が義務化される?(当事者不在の委員会提言を元に12月末に公布か)2023年11月3日編集日誌号外
つり人社のスーさんも自信のブログに掲載しています → 遊漁船にも"救命イカダ"義務化‼︎
業界関係者のひとたちが、マジで憤慨しているのがわかります。
法令案について、詳細を知りたい場合は、小型旅客船等安全対策事業費補助事業のページから、国交省の説明資料(PDF)が見られます。
と、これらの問題について、おかしな話だ、理不尽だ、ふざけるでねえ、など、いろいろな意見があるかと思いますが、わたしたち釣り人が意見を伝えるには、パブリックコメントが簡単かつ効果的な(と期待したい)手段だと思います。。
パブリックコメントの案件番号は案件番号 155231024です。下記のURLでダイレクトに行けます。
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155231024&Mode=0&fbclid=IwAR1j3stzoSg3Ubhw7JuHV1ESsVhrPMXjPFTavkcjASXwnXM2JgD8uwbEu9g
わたしも本日午前中にパブコメを入れておきました。簡単に入力できます。
本省令案に反対の意を唱える方は(別に賛成の意でも良いですが)、ぜひともパブリックコメントでその意を国交省に伝えていただけないでしょうか。
p.s. 昼飲みすると食べ過ぎる。
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