先日、大原のマダイ取材のときのこと。
アクアラインが夜間通行止でした。
千葉の釣りにいくときはアクアラインを通るのがすっかり定着していたのですが、通行止めとなると、1時間くらい早めに出発しないといかんです。
回り道はこんな感じ。
横浜から大原にいくのは、湾岸から東金道に入り、大宮ICで降りて外房有料から茂原に抜ける、のが昔に通い慣れたコース。
久しぶりに昔コースを走ってみましたよ。
アクアラインができる前、前世紀のコースです。
外房有料は料金所が一カ所に減ってました、相変わらず暗く寂しい道です。
茂原では、ここで夜中に牛丼食べたなー、とか、ここで夜中にラーメン食べたなー、とか懐かしさ全開。
もう今では、夜中に開いてるラーメン屋さんもありませんが。
あの頃に比べると、時代も釣りも変わったなぁ、、と感慨にふけりながら走って岬町へ。
当時はいすみ市も無かったですね、岬町と大原町。
そうだ、よく行った釣具屋はまだあるのかな?
ありました(^^)
終夜営業のコンビニエンスな釣具店、田中つりエサセンター。
大原の釣りの前に寄ったり、勝浦のカモシの前にここでヒイカを買ったり。
コンビニエンスなだけではなく、この店でしか買えないものもありました。
それは「切り鉛」。ビシマを作るのに使う、純度の高い鉛の小片に切り込みを入れたものです。
これをチメを付けた道糸に咬みつけ、転がして整形して、それを400個くらい繰り返して、やっとビシマ糸が出来上がります。わたしは4組ほど作りましたが、もうビシマ製作経験者も少なくなってるだろうなぁ。
せっかくなので、店の中に入ってみました。
品数はずいぶん減って、レイアウトもすっきりしてました。タイラバなど、昔は無かった釣具も並んでましたね、まあ時代とともに品揃えも変わるよね。
昔に買った道具はないかな、、と探してたら、あったあった(^^)。
手打ちのカモシ用の鈎。
これがいいんですよ、丈夫だし、ハリスを結んでもよく締まります。
もうカモシに行くことも減ってきたので、使い切ることはないと思いますが、懐かしさもあって3袋買ってきました。値段もおそらく前世紀のまま。
昔通った釣具屋は、昔通った船宿や昔通ったラーメン屋のように、古き良き時代を思い出させてくれます。
[田中つりエサセンター]
千葉県いすみ市岬町和泉343-3
p.s. 外食すると塩分が多い。
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