ぼんやりとネット釣果を眺めていると、外房ででかいアカイカ(マルイカ)が釣れています。
ゼロテンの時代になってからマルイカ釣りとは離れてしまったけど、久しぶりに行ってみますか。
アカイカとは、標準和名ケンサキイカのこと。伊豆や外房ではアカイカ、神奈川ではマルイカ、福井ではマイカ、鳥取ではシロイカと、地方によって呼び名が変わる人気者。
近年は釣り雑誌などでは関東はマルイカで統一され、千葉でもマルイカと呼ぶ船宿が多いですが、やっぱ千葉で釣ったらアカイカと呼ぶのが似合うよね。
昔は4号のダブルカンナの糸巻きスッテ仕掛けでしたが、今風に沈下型スッテの直結、直ブラを作ってみますか。と、5cmヅノで仕掛けを結んでみました。さらに7cmの浮きスッテ、布巻もバッグに。
3.5cmはさすがに外房だと不要だろう、と持っていかなかったです。
クーラーには百均プラザルの縁を割って、フィクセル170にフィットするようにしました。
そんなこんなで準備は万端。せっかくなので初めての船に乗ってみようと天津の第八鶴丸に電話すると、ちょうど明日でるとのこと。いろいろな釣りに出てる船なのですが、ちょうどアカイカの日でタイミングよかった。
初めての港、天津港から出船。
集合は4:30、氷付、港で受付、駐車場は船の前。
竿はマルイカブリジットバルドー82-140、リールはカルカッタ300F、PEは1号が巻いてあります。
空は曇天のイカ日和。ベタ凪ですが、台風の影響か沖から波長の長いウネリが入ってきてます。
ウネリがあると宙の釣りはちょっとやりにくいのですが、まあしょうがない。
まわりを流しているのは寿々木丸、小沢丸の小湊組2隻です。
水深が60-100mと深く、ウネリもあるので直ブラ5本をチョイスしました。オモリは50号。
開始からぽつぽつと乗ってきます。イカのサイズは胴長25cm前後のナイスサイズ。昔はこのサイズが初夏になると大原や片貝で釣れてたんだよなー、懐かしいなー。
鶴丸の船長は池上彰に似ています、じゃなくて、投入ピッチがえらく早いです。きよし丸のマルイカに慣れていると、このクルージング時間の短さにはびっくらぽん^^; 手巻きでえっちらおっちら頑張りながら、イカをためていきますよ。
開始一時間くらいした頃でしょうか、底について糸ふけを取ったとたんにズドン!ぎゅんぎゅん引っ張ります。
やばっ、マダイか何かにうば食いされたか?と思ったのだけど、ぐいぐいと引っ張るさまはイカっぽい。これはもしや、、と慎重に巻き上げると、これが今日のお目当て。
パラソルサイズのアカイカさん。(写真撮影:隣のおにいさん)
いやぁ、このサイズが泳いでて、5cmヅノに乗ってくるんですね、、4号布巻を落としたくなりましたよ^^;
このときは他に中サイズ2杯がついてて、3杯掛けでした。このイカを1.4mの華奢なLTロッドで釣るのだからその釣趣はいわずもがな。
重くてリール巻く手はとまるわ、強烈な引き込みにびびるわで、楽しいのなんの。これで今日は満足といったところです。
生簀を隣の人と一緒に使わせてもらいました。数はおのおの覚えといて、型は適当に分ければいいですよね、と釣ったそばから生簀へポンポン。
さて、日が高くなってウネリも大きくなると、私の方はさっぱり乗せられなくなってしまいました。こういうときはゼロテン有利ですね、途中から宙吊タックルでゼロテンもやってみたのですが、やはりアタリがぜんぜんわからなくてダメ^^; 後半はぶっこみのワンチャンスに賭けて空合わせ気味に乗せる釣り方に。
そして最後にズドンと衝撃。こりゃまたデカイカきたかなー?とほくそ笑んだら、今度は突っ走り始めてドラグから糸がズズズーッと出されます。引きからしてマダイか?とゆっくり浮かせますが、いつまで経ってもパワーが衰えない、こりゃワラサですね。
だましだまし、中層まで浮かせてきたところで針外れ、カンナが伸びていました。
一番下のツノには、なぜかウッカリカサゴが^^;
これにて沖あがり。私の釣果は19杯、トップは隣のゼロテンおにいさんで44杯、やはり外房でも数を稼ぐにはゼロテンが有利なようです。
胴長45cmのアカイカは1杯だけでしたが、このサイズなら一杯釣れば満足。細かいの10杯よりもこの1杯のが嬉しい(^^)
せっかく作ったマルイカケースですが、イカがでかくて入らない^^;
仕方なくビニールに入れて氷の間に収納。
他のイカはノーモアジップロックで持ち帰ります。
こうすると、型崩れしないし、色がきれいなままだし、墨も吐かないです。
第八鶴丸は、根魚(フラッシャームツ、アカムツなど)を中心に、イカ類各種、リクエストに応じて出船しています。
サービスカードをゲット!
この後はいつものように、さくっと捌いて孫ちゃんのとこに持ってってあげました。
初めての船宿にいったので、リストを更新しました。
[天津港 第八鶴丸]
https://www.fishing-v.jp/choka/shop.php?s=1412
↓乗船場所に集合。
p.s. 釣りいくと外食で塩分過多、魚を食べてたんぱく質過多になる、明日はいずれも控えよう。
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