昨日に続き、今日もつり情報の取材です。
やってきたのは鴨居大室港。
伝統的な釣法、鴨居式シャクリを看板にしている房丸です。
時代の流れか、最近はタイラバが主流になっていますが、まだまだ鴨居式シャクリは可能です。
マダイ船は長い間、大船長の高橋房男船長が左の船の舵を握っていましたが、昨年末で引退。
現在は高橋正船長が後を継いで、マダイ船の舵を握っています。大潮まわりはマダイ乗合、潮が小さい時期はアジ乗合と、右の船がマダイとアジとで活躍中。
こちらの船はじきに廃船になるそうです。
味のある船だっただけに、けっこう寂しいものがあります。
私が最初に乗った頃には、全部のキャビンはついていなかったです。
キャビンが付いて風よけになると、寒い時期は嬉しかった(^^)
前のイケスには両側に穴があいていて、そこの竹竿を刺して網びくを引っかけて、各自の活アカエビを入れていました。釣り人ごとに網びくが用意されてましたね。昭和の時代の話です。
この船を見るのも今日が最後かもしれないと、じっくり眺めておきました。
ポイントは久里浜沖から鴨居大根の70mライン。潮に乗せての大流しです。
潮流れよく、ぽつぽつと1-2キロのマダイが食ってきますよ。
10時にはコーヒーサービス。
12時にはみそ汁サービス。
わかめたっぷりのみそ汁、冬の船上でこれを飲むととんでもなく旨い。
取材のときは余った席に入れてもらうのですが、冬場はたいてい左舷の胴の間(日当たりが悪い)になります、昨日も今日も、左舷の胴の間続きで凍えていたので、この味噌汁は生き返りましたよ。
東京湾のりものシリーズ。このタイプは初めてみた頭でっかちの船、操舵室が前方にあるのかな?シケだと揺れそう。
写真撮影の傍ら、わたしも上げ潮になってから800gのマダイをゲット、お土産確保。
その直後にいいアタリ、サイズアップしたなとほくそえんだところで、、、バレた(X_X)
なんと、プラスチックの留め具が破損していました。
去年から使ってたのがいけなかったか^^; プラ製品はまめに新しいのにしないといかんいかん。
そんなこんなで、2ヒット1ゲットとなり、船では0.4-2.8kgが14枚、トップは4枚で、無事に取材はコンプリート。
本日の模様は、つり情報4月15日号(4/1頃発売)でレポートします。
取材にご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
古き皮袋に新しい酒の、鴨居マダイを紹介できるよう頑張ります。
サバ釣った人がいらないというので、もらってきました。
下のマサバみてください、ぶっとくてまるまる太ってますよ。上のゴマサバと比較すると体形の差が一目瞭然。これがアタリだったらとんでもなく旨い奴なんですが、、、残念、抱卵中でした^^;
朝獲れ生ワカメのおみやげ。なんかもらいものばっかり^^;
この生ワカメ、大好物なんですが、カリウム制限しているので近年は積極的に食べなくなりました。でもまあ、たまにはいっか、不整脈なんて怖くない^^;
葉はさっと湯通し、めかぶはひだの部分は細かく刻んで湯通し、茎わかめは湯通ししてから食べやすい大きさに切ります。これにて下ごしらえ完了。春色のワカメです。
翌日の朝ごはん。
めかぶポン酢、わかめみそ汁、アカボラの干物に炊きたてご飯。
質素ながら、贅沢な朝食です。
ちなみにワカメはカリウムがかなり多い食品ですが、めかぶは逆にカリウムが少ない食品になります。
[鴨居大室港 房丸]
https://kamoi-fusamaru.com/
p.s. 塩分とりすぎ。
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