さて、2011年もいよいよ終わり、恒例のベスト10釣行を選んでみました。
釣りに関して言えば、2011年は不調でした。例年に比べてボーズ率がかなり高いはず。集計したわけじゃないけど、例年の2倍以上のボーズ率のような気がします。
3.11の地震以降、釣りも含めて生活を取り巻く環境は変わりました。その後、東北に足を運んだのは4回。たいした支援はできなかったですが、東北に行って活動することで経済を活性化させることも微力ながら支援のひとつになると思ってます。
さて、東北での釣りは楽しい釣りばかりでした。というわけで、今年のベスト10上位は東北釣行が占めています(^^)
番外編 親子deエンジョイフィッシング
釣り業界が協力しあっての次世代アングラー育成イベント、親子deエンジョイフィッシングも今年で5年目を迎えました。2011年は学生アングラーの協力もあって、また新たな一歩を踏み出していけたと思います。開催回数も増加し、年々多くの人達に沖釣りの楽しさ、自然の大切さを伝えていけたのではと自負しています。また、新たな釣りものとしてイシモチ、アマダイ教室が企画されましたが、残念ながら震災の影響、悪天候で実施は流れてしまいました。2012年はさらに新釣りもの教室の企画もあり、これまで以上にパワーアップして実施する予定です。
第10位 東京湾スミイカ好調続き
冬の東京湾人気ターゲットのスミイカ。昔からあるテンヤ釣りを始め、餌木釣り、スッテ釣り、エギテンヤ釣りと様々な釣り方があるのは人気釣りものの証です。わたしが昔から好きなのはシャコ餌のテンヤ釣り。今年は特にビッグサイズが数釣れ、寒さを忘れる冬のひと時が過ごせました。
・大型揃いでびっくり、東京湾のスミイカ
第9位 落ちのマダイは堅調&美味
今年はマダイ釣行が多かったですね、数えてみたら23回ありました。マダイ釣りは一番好きな釣りなので、2011年は好きな釣りに存分に行けたというところでしょうか。乗っこみシーズンは苦戦しまいたが、潮温が下がって落ちに入ると、堅調な食いを見せてくれました。
・師走マダイ、宇佐美沖は好調持続中
第8位 ライトタックルでずらずら沖ノ瀬キンメ
アカムツ、クロムツ、キンメ、アコウ、アラなどの深場釣りは大好きな釣りのひとつです。今年一番良い釣りができたのは沖ノ瀬キンメ。竿先を激しく揺さぶるアタリはライトタックルならでは。この日はトウチュウの取材と偶然一緒になり、粕川さんに写真を撮ってもらいました。
・沖ノ瀬でゾロゾロキンメ
第7位 カモシヒラマサ当たり年
外房地区独自の伝統的な釣法はいくつかありますが、現在なお第一線に残っているのが勝浦地区のカモシ釣り。シーズン開始前につり丸の取材で行った時は、小型ながらヒラマサの顔が見られました。ヒラマサを釣ったのは久しぶりのこと。そして、10-11月のシーズン本番にはモンスターサイズのヒラマサ連発。この時期に釣行を逃したのは今年の心残りです。
・カモシヒラマサ、プレシーズンマッチ
第6位 乗っこみマダイ狙いは苦戦
3~6月は地域によって差があるけど、マダイの乗っこみシーズン。浅場で大鯛が狙えるというので、人気の釣りでもあります。しかし、今年はどこに行っても悪条件にぶつかるめぐり合わせの悪さ。数も型も出ない一年でした。最大サイズは上の写真の3.5kgに終わりました。
・梅雨空に好調、初島乗っこみマダイ
第5位 東北ヒラメは数型ともに良し
東北で遊漁のヒラメ釣りが活発に行われるようになったのは比較的最近なのですが、これまでは背黒イワシを釣って餌にする釣り方が主流でした。関東のようにマイワシを生簀にキープしたり、出船前に餌屋が配達するシステムが確立されていなかったこともあります。今年から、保管輸送が簡単な活き餌「銀兵」の登場や、餌配達システムの確立によりヒラメ釣りの出船宿は増えつつあり、関東スタイルのヒラメ釣りが楽しめるようになりました。ヒラメの魚影は抜群。型、数ともに狙える釣り場として、これからますます人気が出ることでしょう。
・アタリ活発、亘理沖のヒラメ
・銀兵を使った泳がせ五目
・秋の好機、亘理沖のヒラメ
第4位 マガレイ釣りを初体験
東北の人のカレイに対する思いはとても強いです。仙台湾マガレイは東北カレイの中でもポピュラーなターゲット。誰にでも釣れる手軽さはあるけど、この釣りの面白さは数釣りにあると思います。よりたくさん釣ろうと思えば、誘いによってアタリを早く出す、小さなアタリを感知して針に掛けるなど、テクニカルな要素がてんこもりの釣りです。さらに釣ったマガレイは食べて美味しい。仙台在住のアングラー針生氏に手ほどきを受け、大型漁礁のマガレイ釣りを楽しむことができました。
・小突きで寄せる、仙台湾マガレイ
第3位 仙台湾の一つテンヤがブームの兆し
関東一円でブームが続く一つテンヤ。東北ではすでに青森で実績が出ていますが、宮城でも流行の兆しがあります。仙台湾は延縄に大型マダイが掛かるのだけど、遊漁の対象として狙うことはほとんどありませんでした。仙台湾の魅力は豊富な魚種で、マダイのみならずヒラメ、ネウ、ナメタ、カンパチ、ワラサ、アカメなど乗合の看板を背負える魚種がテンヤに食ってきます。亘理からの一つテンヤ試験釣行に乗船。マダイこそ出なかったものの、多彩な魚種があがり楽しい釣りとなりました。2012年はさらなる発展が期待できる釣りだと思います。
・仙台湾の一つテンヤは魚種多彩
第2位 初の岩手釣行
3.11の津波により甚大な被害を受けた東北地方。しかし、復興は着々と進み、岩手でも遊漁船が営業を再開しました。初めての岩手釣行は起喜来へ。ヒガレイとスルメイカのリレー釣りを楽しみました。津波の爪痕が残る港からの出船は、一生忘れられない思い出になると思います。岩手県は起喜来の他にも港が多く、釣りもの多彩で魚影が抜群、来年以降もまた行きたい釣り場です。
・起喜来湾のヒガレイ&夜イカ
第1位 ナメタガレイを初めてゲット
一度は釣ってみたかったナメタガレイ。東北では大晦日に食べる年取り魚ともされる縁起魚だそうです。身は厚く、癖のない白身は絶品の旨さ。筋肉の強さと柔軟な骨格のため引きが強く、釣り味も抜群。カレイ釣りピラミッドの頂点グループに属する魚だと思います。亘理の拓洋丸で、良い釣りをさせてもらいました。いくつになっても、初めて釣った魚というものは嬉しいものと改めて実感した日でした。
・亘理沖はナメタ乱舞
2011年も楽しい釣りがたくさんありました。
2012年もアグレッシブに釣りますよ。どんな釣りができるか、今から楽しみです。
2010年釣行ベスト10
2009年釣行ベスト10
2008年釣行ベスト10
2007年釣行ベスト10
2006年釣行ベスト10
陸っぱりから数えて10年程の私の釣り人生で今年は最も冴えない1年だったのですが、calmさんのようなエキスパートの方でも不調の年があるのかと知り、ちょっと安心致しました(笑)。
それでも1年無事に釣りが出来ることが、いかに幸せなことなのかも深くしることとなりましたが…。
calmさんからは技術面以上にメンタル面で教わることが多いと最近思ってます。ボウズの時の切り替え方なんて惚れ惚れするくらいで是非見習いたいですね。
来年がcalmさんにとって良い年になりますよう!
来年も宜しくお願い致します!
二郎はあれですね、新橋みたいなマズイとこいくとしばらく辞めれるけど、中山・仙台みたいに美味しいとこいくとまた行きたくなっちゃいますよね(笑)
来年もよろしくお願いいたします。
また飲みに、釣りに行きましょう!
後ほどご挨拶に伺います。
東北、いいですねー(^^)
まだまだやりたい釣り、行きたい港がたっくさんあります。あちらに実家があるなんて羨ましい。
来年も東北ツアーは続けますよ!
新橋行きましたか、あそこは私も二度目はないなぁ....仙台二郎、楽しんできてください(^~)
また来年も宇佐美鯛釣りあたり御一緒できたら是非宜しくお願い致しますー
u_maruさんにとって良い年になりますように!
また富八丸でご一緒しましょー!!