イカメタルでロングなケンサキ乱舞ナイト

この日は仕立にお呼ばれしてイカメタル。
(今回は船宿の情報は載せません。こちらの釣りはほぼ口コミ営業のためインターネット等にはあえて情報を載せていないためです)

久しぶりにイカメタルタックルを引っ張り出しました。
竿はRealMethod のIKA METAL GRII C68L KAKE、リールはバルケッタBB300PG。
大山沖の大剣以来、3年ぶりです。リールの電池が切れてるかと心配だったけど、ちゃんと点いた(^^)。

仕掛けはバイデンリグ、じゃなくてトランプリグ、でもなくてオバマリグ。
40号の鉛スッテに、ドロッパーで4号の浮きスッテをつけます。

夕暮れ時から開始、底付近を探ると穂先にふわりとアタリ、バシコーン！と合わせをくれると竿が満月、いきなり乗った。しかもでかい。ギュンギュン引くんでリールを巻く手が止められますよ。
しかし、10mほど浮かせたところでバラシ^^;

次に投入、また乗った。今度はもっと重い。上げてくるのも一苦労。
海面に見えたのは50cm級のケンサキイカの一荷。
ドロッパーの奴から抜き上げようとすると、ポチャン！^^;　ああもったない、と鉛スッテのを抜き上げようとすると、またポチャン^^; もう泣きそう。

まわりの人は順調に上げてます、それがまたでかい。胴長50cmオーバーのエクスカリバークラスのケンサキイカですよ。

そして3度目の乗り、海面まで浮かせてみると、長い足の先っちょがドロッパーに掛かってる。イカフックを使って慎重に取り込み、やっと顔を見られた(^^)。

光量が少ないのでイカがブレてますが、これで胴長50cmオーバー。

あ、この日は雨の中での釣りでした。新調したワークマンのカッパが大活躍。

最初のうちは抱きが甘いせいか、バラシで苦労しましたが、暗くなってくるとしっかりとツノを抱いてくるようになって、ダブルの連発。
最初のアタリでバシコン合わせ入れて巻いていると、もうひとつのツノに乗ってきて重さが増す、というようなパターンでした。

釣ったイカは生簀に入れておきます。この生簀でこんなに窮屈そうに泳ぐサイズのイカばかり。

このペースで釣ってると釣果がえらいことになると思い、20尾くらい釣ったところで仕掛変更。

大山沖で無敵に強さを誇るエギング仕掛けにチェンジ。オモリは30号、棒オモリがなかったので小田原型オモリにキス用の直線テンビンを介して、餌木は3号、ドロッパーなし。

ドロッパーなしにしたのは、単純に数を抑えようとしているほかに、ダブルで掛かると重くて腕がもたない^^;ので、一杯づつ釣ろうとしたためです。

しかし、不思議なことに、この3号餌木は触りもありませんでした。なんだろう？大きい餌木には大きなイカが乗ると思い3号にしたけど大きかったか？はたまた夜光カラーが気にくわないのか？

しばらくこの仕掛けでやってみても乗らないので、餌木を外して4号の浮きスッテ(オバマリグのドロッパー)に交換すると、また乗りはじめました。こんだけノリノリのイカでも、餌木を見るんですね、イカの気持ちは難しい。

スルメイカが一杯だけ交じりました。こいつは中層で仕掛けを止めてきた。

そんなこんなで、のんびり釣っても、イカは絶えず乗ってきます。

底から2m刻みで誘い上げながら穂先を静止させてアタリを待つと、穂先がもたれたり、ふわりと力が抜けたりするのがそのアタリ。すかさずバシコン合わせて竿をひん曲げてリールを巻きながら締めあげます。実に楽しい。

ケンサキイカの夜釣りといえば、昔から浮きスッテを使ったブランコ仕掛けにムーチングアクションの長竿で釣るのが主流でしたが、こんだけイカが濃ければ、イカメタルで釣る方が絶対的に面白いと思いました。

沖あがりで生簀から樽にイカを移してみると53杯。
大型のイカは1kg以上ありますから、トータル50kg近い重量だと思います、一人じゃ持てん。
のんびり釣ってこの釣果なので、フルパワーで釣った人の釣果は推してください^^;

同乗のみなさん、楽しい仕立船に混ぜてもらって、どうもありがとうございました。

宿に帰って、イカを一杯ずつ傘袋に収めて、氷をがっちり効かせた発泡箱へ、その量、大箱３つ分。
朝には溶けた水を捨てて、冷えたままクール宅急便で発送しました。届くのは2，3日後かな？

でかいだけでなく、身厚でグラマラスなケンサキイカなので、食べるのが楽しみですよ。

こちらのイカは、野毛ニケでも食べられると思いますので、ご近所の方はぜひどうぞ。

*** 追記

到着まで２．３日かかるかな、と思ってたら、翌日の夕方に着いた、おそるべし黒猫。
冷凍便にしたのですが、身がカチカチにならず、いい具合にパーシャル状態でした。
孫ちゃん家や、年老いた母親のところに配ってもまだひと箱分あります。

さっそく食べてみましたが、期待通り、身の甘みが凄いですよ。そして身厚なのでイカソウメンにしようと切ると二郎麺くらいの太さになってしまいます。当分の間はイカ三昧(^^)

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