昨年末から先日の訪仙まで、仙台には1年間で5回も行きました(^^)
仙台湾の釣りでは、美味しい魚がたくさん釣れました。
ここでは、関東ではなかなか釣れない魚を三つほどご紹介。
あ、上の写真は魚じゃなくてラーメン二郎仙台店の小ぶたです。
これはこれで仙台でしか食べられない美味しいラーメンなのですが^^;
まずはナメタガレイ。標準和名はババガレイという失礼な名前がついてます^^;
体を覆う粘膜の粘度は強烈、この粘りが名前の由来です。
東北地方では、正月用の縁起物として珍重されているようです。
価格も年末には上昇します。
身厚で、骨格が柔らかく、体をつの字に曲げて抵抗します。
その引きは同サイズのカレイ類の中では一番強いのではないでしょか。
ナメタガレイはなんと言っても煮付け。
外見とはうらはらに、癖のない白身です。
身はしっとりと柔らか、腹の中には真子が入っています。
カレイ煮付けの中では最強の一品じゃないかと思います。
ちなみに、上の写真の脇にあるのはマコガレイの真子^^;
ナメタの真子はもうちょい赤みがかかっています。
マガレイ。仙台ではアカジガレイとも呼ばれます。
数が釣れ、魚屋での値段も安いので、ちょっと軽く見ていたのですが、釣ったマガレイを食べるとこれが旨いのなんの。
空揚げにして、ヒレごといただきます。
身にはぎっしりと旨みが詰まっていて、空揚げにしたらカレイ最強の一品じゃないかと思ってます。
仙台湾はマガレイの魚影が濃く、餌つけてほっぽっとけば食ってきます。
しかし!数を釣ろうとするとこれがまたテクニカル、面白い。
小突き方、合わせ方、手返しの巧拙で、釣果に大きな差がでます。
関東でいうと、シロギス釣りに近い感じでしょうか。
来年は、もうひとつ上のステップのマガレイ釣りを目指してみようと思ってます。
ボッケです。標準和名はケムシカジカ。
名前はまずそう^^;
目ん玉が旭日旗のようです^^;
ナベコワシの異名をとる魚なんですが、これは鍋があまりに美味しいのでみんな鍋をつついて壊してしまうから、ということから付いた名前です。
鍋にしたかったんだけど、もらった一尾だけ^^;だったんでボッケ汁に。
こってりとしたいいダシが出ますよ。体も温まる優しい味の味噌汁です。
今度はたくさん釣って鍋にしてみたいな。専門に狙う船があったら乗るかも^^;
関東ではほとんど釣れないこんな魚が釣れるのが、仙台湾のいいところ。
他にも、ネウ(アイナメ)、ヒガンフグ(アカメ)、ヒラメなど、関東でお馴染みの魚種も豊富です。
12月より東北道、常磐道、磐越道は一部無料化。
高速コストもかからないし、時間も東京から仙台までは、4時間ほど。
夏の伊豆渋滞帰りよりも楽ですよ^^;
夜行バスを使っても片道4000円前後。
観光に行って現地で釣りしたり、ラーメン食べたり、旅館やホテルに泊まったり、お土産買ったりすることも、被災地支援のひとつです。
釣りも楽しいし、二郎もあるし、牛たん、ずんだ、笹かまぼこも美味しいです。
拙ブログを読んでくれているツリオヤジのみなさんも、一度仙台に釣りにいってみるのはいかがでしょう?(^^)
来年のプランの一つに入れておこう!
タラは 釣れませんか?
マダラもやってますよ!(^^)
金華山沖はマダラの有名ポイントです、乗合も出てますよ。