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先日、親子deエンジョイフィッシングの打ち合わせのときの話。
いい具合にゴキゲンになった三浦の某マグロ船の船長から、
「いーさん、まぐろ釣らせてやっからよー、遊びにきなよー」とお誘い。
「まぐろなんて重いだけじゃーん、ちょいちょーいと釣っちゃうよー」とこちらもゴキゲン中飛車で応戦。
そんなわけで、あんまりやらないカツオキメジ船に乗ることに。
向かった先は松輪の成銀丸。混んでると思ってAM3:30にいったら駐車場ガラガラ^^;
ここ数年、大型キメジの回遊で久米島状態になった相模湾。
わたしがあまり狙いに行かない理由はいくつかあって、1)糸200mも出されてそれまた巻き取るのはしんどい、2)大型クーラー持ってない、魚の船上放置はしたくない、3)マグロとウナギは自分で釣るより買った方が美味しい、などです。
で、事前にマグロ釣りに詳しいぼぶに質問して、最近の状況はわかったので、押入れの道具から適当なリールや針などをみつくろって準備しました。
準備のひとつですが、クーラーは43Lなので、釣れた場合はすぐに船上で解体しようと、大出刃をバッグに忍ばせ、漁協ででかい氷を3つも買い込みました。船乗る前からクーラーが肩に食い込みましたよ。
しかし、船に乗ってみると、なんと氷室に氷が積んであるじゃないすか!^^;
「言ってよ~、まさみさん~」と私。まあ、聞かなかった私も悪い^^;
そんなこんなで、準備完了。
天秤は頑丈さ第一で、ちどり天秤の太いやつ。
コマセビシはほとんど出番がない、青物バスターの80号。
ハリスは22号と30号を持ってきましたが、22でいっか。
これに管付のヒラマサ針を結びます。
ハリスは3mでいいよー、と言われたので、スケベ心の3.5m
そしてタックルはこちら、アグリスティックの20LBSにミヤマエCX4-HP。
そのまま深場釣りに使えるタックルです。
電動リールにしたのは、200mも手巻きで引っ張り上げると熱中症で倒れそうだから(^^)
(ぎっくり腰も心配だし^^;)
べた凪の海へと出船。
暑さはだいぶん和らいできましたね。
ポイントはこちら、おなじみ城ヶ島沖のパヤオまわり。
佐円丸はっけん!
普段イカ釣りやってる船長さんたちも、この時期カツオ、キメジを狙ってることが多いです。
さて、この日の状況ですが、潮に濁りが入った模様で、アタリ少ない、群れがコマセに止まらない。
昨日はキハダ8本、カツオ入れ食いだったのですが、今日は静かな船上です。
貸し竿のおにいさんがキハダをヒットさせるも、巻き上げ途中でシャークに横取りされちゃいました。
カツオは群れに当てるとぽつーん、ぽつーんの食い。
カツオ入れ食いは忙しくてびびっちゃうし、そんなに数を釣っても困るので、拾い釣りくらいがちょうど良いのですが。
わたしの竿にもアタリがきて、えいやっとごぼう抜きしたのは3kgくらいのカツオ、ころころ太ってますね。
一休みして、きっちり血抜き。
クーラーに氷を3ブロックも入れてきたおかげで、きんきんの潮氷で締めましたよ^^;
その後、アタリは何度かきたけど、針ガカリしなかったり、オマツリでバレたり。
成銀丸18号船の正美船長は、カツオとキハダの反応を教えてくれます。カツオ狙うよー、とか、マグロの反応に乗せたよー、とか。
この日はカツオの棚は海面から20-30mくらい、キハダの棚は40-45mくらいでした。
まったり気分で、中華そば。
氷3ブロックも買ったので、キンキンに冷えてて美味しかったです。
さて、そろそろおしまい近く。
成銀の僚船ではキハダが上がったらしいですが、18号船はヒット2回で頭とハリス切れ。
このまま型見ずに終わるかなと、のんびりしてたら、棚20mにセットした私の竿にアタリ。
カツオが食ったな、と思い、電動スイッチポン!最高速で巻き上げ開始。
しかし、ちょっと巻いたところで竿先がズドーン、スプール空回りノイズが響きましたよ。
あ、キメジ食った!と、スイッチオフ。
船長に合図すると、みなさんの竿を上げさせてくれました。
あとは魚に自由にさせます。もちろん置き竿です^^;
ドラグはけっこうきつめですが、それでもズルズル、ときおりズズズーッ、そしてまたズルズルと。
魚が休むとリール巻いてプレッシャーかけてやって、そうするとまたズズズーッ。
しかし、CX-4のドラグは良いじゃないですか、このスムースさならマダイにも使えそう^^;
水深計が狂ってるんで糸の色で見てるんですが、もう200mくらい出たかな?150mかもしれない^^;。魚の走りが弱くなってきました。
正美船長も操舵室から出てきて「今何メートル?」「200か150(だと思う)」「もう止まってるよ」。
ここまでくれば勝ったも同然(でもなかったんだけど^^;)
魚の頭を上に向けて巻き上げに掛かります。
しかし、動かない。
ドラグ締めて、ウィンチで上げようとリールの電源オン!、でも動かない。
さらにドラグ締めて、竿で起こそうとしても、動かない。
根ガカリじゃないの?と水深聞いてみると、「800mあんよ」。じゃ根ガカリじゃないな^^;
魚を上向けないとらちがあかないので、正美さんに糸抜きしてもらいます。
そこで竿先が、フッ、、、
テンション抜けました、切れてまった^^;
ハリスの切れ口は延伸されたときのもの、ハリス限界超えちゃいました。
ナイロン22号使ってたっていったら、「あー、いいさん、ナイロンじゃだめだよフロロ使わないと」。
早く言ってよ^^;、まあ聞かなかったわしが悪いけど。
あと、水深が150mだったかもと言うと、もっと潜らせて冷水域まで泳がさないと弱らないとのことでした。
そんなこんなで、キハダとの対面はならずでした。
まあ、深海から巻き上げるという一番しんどいところをパスできたので、良かったとしましょう^^;
で、不思議だったのは、なんで20mとカツオの棚(同じ流しでカツオ上げてた人もいた)で、キハダが食ってくんの?ということなんですが、キハダがカツオを食いに浮いてくることもあるそうです。油断禁物、という教訓ですな。
(力比べで)ハリス切れ、という、ツリオヤジにとって一番屈辱的なバラシ方で、もしこれがマダイだったら悔しくて泣いちゃうところでしたが、キメジだとなぜかさっぱりしたものです。
明日もう一番!という気分にもなれないので、やっぱこの釣りはあんまりわしに向いてないな、、、
キハダは人様からおすそ分けをいただく方が良いです。
そんなわけで、トモ子さんあたり、またよろしくお願いします(^^)
ブロック氷3つも買って、きっちり氷締めしたカツオは脂たっぷり、もちもちのカツオでした。
カツオもおすそ分け募集中^^;
[剣崎松輪港 成銀丸]
http://www7.ocn.ne.jp/~narugin/
キハダバラスと釣り人よか船長のがガックシ来てるの良くみますf(^_^;
一昨日バラシ連続の後にキハダゲットしたら釣った子虎よか船長と中乗りのが興奮してましたよ(笑)
次(があれば^^;)捕ります!
私も一回は経験してみたいと思うものの、体力・腕力に自信がありません(^_^;。
体力、腕力はあんまり関係ないと思います、女性で釣ってる人もたくさんいるし、、、その点、奥様なんか勝負強そうだからあっさり釣っちゃうんじゃないでしょうか^^;
判断力が大切かも^^;;
同船者に道具揚げてもらって観戦してもらうなど、小心者の私にはとてもとても・・・^^;
万が一獲っても、持ち帰りもあとの始末も困りますのでスーパーで切り身買うのが無難・・・(爆)
氷ブロックが溶けきれないで残ってしまい、もったない^^;から家の冷凍庫に入れてるんですが、満杯になって追い出されたアイスクリーム余計に食べちゃいましたよ^^;
カツオは竿よりもカッタクリで釣るのが楽しいのですが、もうやってる船はほとんどなくなっちゃいましたね。