大人の恋がしたい
デンマンさんは、あたしが大人の恋をしていないとおっしゃるのですか?
レンゲさんは大人の恋が分かっていますよ。でも、大人の恋をしていません。
どうして、そのようなことをおっしゃるのですか?
あなたが作った詩をもう一度じっくりと読んでみてくださいよ。
あなたと
交わした愛
交わした愛
2005/08/19
あなたの全てがいとおしい
そのまぶたをくちびるで愛撫する
くちびるから全身にしびれるような
熱い波がひろがっていく
あなたをつつむやすらぎの光
おだやかな時がいつまでも流れていく
あなたに出会い
そして愛し合う
こんなに強く抱きしめた腕
ふたりは確かに結ばれて
身も心もとけあう
あなた ・ ・ ・
いとしいひと ・ ・ ・
あの出会いからわかっていた
夕べのしじまの中で
あなたと交わした愛が
とこしえに続くことを
愛している
今朝はすべてが澄み切って
誰にもじゃまはできない
(『あなたと交わした愛』より)
レンゲさんが作ったこの詩は、すばらしいものだと僕は思いますよ。
そのことは17日の記事でデンマンさんが書いていましたわ。
だったら、レンゲさんは大人の恋ができるということが充分に分かっているでしょう? レンゲさんが書いた上の詩からは、極めて能動的な、積極的な愛が感じ取れますよ。
つまり、母親が愛する我が子を抱きしめて頬擦りするような、。。。。今のレンゲさんは、この絵のジューンさんのように我が子を抱いていても決して不思議ではないんですよ。むしろその方がレンゲさんにふさわしいと言えますよ。
デンマンさんは、あたしに早く結婚して家庭を持てとおっしゃるのですね?
結婚したくないのなら無理に結婚する必要はないですよ。でもね、自分が崩壊した家庭に育ったということで、家庭を持つことに絶望する必要はないんですよ。かつてレンゲさんが投稿のやり取りをしていたサクラさんは、あなたと同じように家庭的には恵まれていなかった。お母さんともうまくいっていなかった。だから、レンゲさんとちょうど同じような状況だったんですよね。レンゲさんは今でもお母さんとは6年近く会ってもいないし電話で話してもいない。でしょう?
そうです。
サクラさんもお母さんから愛されてはいなかった。そう思っていましたよ。しかし、レンゲさんと決定的に違うのは、サクラさんは不幸な家庭に生まれ育っても、家庭を持つことに絶望してはいなかった。つまり、家庭を立ち上げる事に、むしろ意欲を持っていた。自分が生まれ育ったような家庭にはしたくないという気持ちがあった。それで結婚して、現在では一児の母親ですよ。
あたしもサクラさんのように家庭を持て、とデンマンさんはおっしゃりたいのでしょう?
サクラさんは意地ではないと思うのだけど、自分ならこういう家庭を作って見せるというような気持ちがあった、というようなことを書いていましたよ。僕は彼女の手記を読んで、理想的な家庭を作ってお母さんを見返してやりたい、というような、そんな印象を持ちましたよ。
あたしも同じようにしたらとおっしゃるのですか?
別にお母さんを見返さなくともいいけれど、家庭を持つことを考えてみたらどうですか?
つまり結婚しなさいという事でしょう?
僕はレンゲさんに結婚を薦めているわけではないんですよ。ただ、はっきり言える事は、レンゲさんが家庭を持ちたいと考える事が、メンタルブロックを壊す事になると僕には思えるんですよ。
どうしてですか?
家庭を持つということは、上のジューンさんの絵のように、子供を持つということですよ。上の絵のようにレンゲさんも子供を抱っこする。レンゲさんが書いた詩というのは、まさにその状況を詠(よ)んでいるようにも感じ取れるんですよ。
どういうことですの?
つまり、上の詩は成熟した女が愛する男を抱きしめて、まぶたを唇で愛撫する。。。。そういう状況を詩に詠(うた)ったものですよね。レンゲさんは、そのつもりで詩にしていますよ。でもね、読み方によったら、この上のジューンさんのように愛する人の子供を抱き寄せて、我が子のまぶたを唇で愛撫する。しっかりと抱きしめて、愛の結晶である我が子を慈(いつく)しむ。。。。この子を共に成(な)した愛する男を偲んでいる。。。この詩を詠う成熟した女は愛する我が子と愛する男を抱きしめているわけですよ。。。詩の中でね、。。。つまり、成熟した女の愛の詩なんですよね。レンゲさんの中には僕に甘えた8歳の女の子も居るけれど、上の詩を詠んだそういう熟女も居るんですよ。つまり、大人の恋ができるもう一人のレンゲさんも居るんです。
2004-8-16 19:46
ご苦労様、ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、denmanさんに
エスコートされて、のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。
あたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人になれるのかもしれません。
でも、妄想にふける中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう4歳のわたしもいます。
わたしの詩・・・(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。
denmanさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・
denmanさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。
わたしがdenmanさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。
それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはdenmanさんを独占してしまったのですから
本当にありがとうございます。
質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。
by RENGE
『次元の違いとは端的に言うと』より
僕に言われると、こうしてレンゲさんだって思い当たる事があるんですよ。精神年齢は32歳の熟女がレンゲさんの中で息づいているんですよ。その女が上の詩を書いたんですよ。でも、寂しくなると、この熟女は引っ込んでしまって、“不安にさまよう4歳の”レンゲさんがしゃしゃり出てくるんですよ。去年の夏、僕の部屋にやって来たのはそういう女の子でしたよ。4歳まで幼くはなっていなかったけれど、7つか8つの女の子になりきって僕に甘えましたよ。
そんなに甘えましたか?
覚えてないんですか?幼児言葉になってあなたはメチャ甘えましたよ。そういうレンゲさんを眺めて、僕のほうが恥ずかしくなるくらいでしたよ。女性は、結構幼い時の気持ちになって甘える人が居るから、とりわけ驚きはしないけれど、レンゲさんは度が過ぎるんですよ。
そんなに甘えていましたか?
レンゲさんが書いた上の詩とは全く違っていましたよ。甘えるだけでしたよ。愛したいと言うよりも、愛されたい、可愛がられていたいと言う一心で僕にすがり付いていましたからね。上の詩の中の女とは全く違っていましたよ。詩を書いたのはレンゲさんの中の熟女ですよ。でも、あの夜、僕の部屋にやって来たのは間違いなく8歳の女の子でしたよ。
デンマンさんは、あたしが“幼児的なふれあい”を求めているとおっしゃりたいのでしょう?
レンゲさんも分かっているんですね。
わたしは生まれた時から、
必要な愛情をあたえられなかった。
。。。
わたしはいつも見捨てられてきた。
わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。
こういうことなんですよね。あれだけ熟女になれるレンゲさんが、愛を与えてもらえなかった幼児の頃に、どうしてもこだわってしまう。要するに、“幼児的なふれあい”への憧れに引きずり込まれてしまう。
これが、あたしのメンタルブロックだとおっしゃりたいのでしょう?
その通りですよ。そういう時のレンゲさんは実に可愛いですよ。。。。だから去年の夏、レンゲさんが僕に甘えたとき、僕は8歳の頃の娘を可愛がるようにあなたを可愛がっていた。。。そんな気持ちでしたよ。。。あなたは、なかなか僕を離さない。20分か、30分か、。。どのくらいあなたをハグしていたか、はっきりとは分からないけれど、気づいたら、あなたはトランス状態なんですよ。よく、あの時の女性が頭の中が真っ白になると言うけれど、レンゲさんも、そんな感じだったんでしょうね。僕は洋子さんの手記を思い出しましたよ。